咆哮2 ページ29
「まさに雷獣……幻妖……」
スウォンがいつかに言っていた
「ハクとAの技はすごいんですよ！
ハクは稲妻みたいでAはまるで妖なんです！
二人が本気を出したら私なんてきっとコテンコテンですよ〜」
スウォンは静かに微笑んでいる
こんな時にも素直に貴方の顔を思い出す
A「滝夜叉姫吹っ飛ばして」
ハク「どうした？これで終わりか」
テジュン「雷獣も幻妖も健在だな」
ハク「やっぱりアンタか」
A「カン・テジュン……」
テジュン「この時を待ちわびていましたよ
ソン・ハク将軍 ルイ・A将軍そしてヨナ姫
火の部族…この…カン・テジュンが…」
ハク「見て下さい姫様〜自然がいっぱいだ〜」
A「わ〜あんなところに鳥が〜」
自然を堪能する三人
テジュン「ってぇぇええ！？何故私が話しかけて いるときに自然を満喫するのだ！？」
ハク「おお俺達に話しかけてたのか？俺はもう将軍じでもソンでもないんでねすみませんねぇ」
テジュン「あ〜いやいやわかって貰えればよいのだ…何！？将軍ではない！？ではAもか！？」
A「いえ〜？私はまだ名を返していませんよ？ でも…貴方達火の部族に我々妖の部族になにができる？」
テジュン「………！！」
A「第一私達の都すら知らないくせに
何をどうしようと？私達の術や戦力には勝てませんそれに…もし…なにかあったらお前らを殺す！」
「！！！圧が！」
ハク「ってなわけでこれから俺達が何をしても
妖の部族は知らんが風の部族は何ら関係ございませんので」
A「ちょ…ハク」
テジュン「そういう事か…まあ…風の部族も妖の部族もどうでもいい邪魔者は消えてもらうのみ
そこにいるヨナ姫に用があるのでな！」
「休む間を与えるな！」
「止めろ！奴らを止めろ！」
「矢を放て！」
A「叩き落として」
「何なんだあの女の武器は！」
ハク「姫さん太ったな」
ヨナ「一言多い」
A「走りますよ付いてきてください」
怖い四方から矢と兵が押し寄せてくる
いくらハクやAでも…こんな数…
ヨナが転ぶ
「姫を狙え！」
兵士が一本の矢を放つ
ハクは背中に矢を受けた
ヨナ「！！！！ハク！」
ハクがヨナを庇ったのだ
A「誰を狙ってるのよクソ兵士」
「っな！いつの間にこんな所に！」
A「ハク一回退避するよ滝夜叉姫おいで」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月17日 16時
