高華の妖

旅の途中 ページ18

ハク「少しでも食べた方がいいですよここから先は食料が確保出来るかわからない」

A「……姫様少しずつでいいので食べましょう
　今は魚があるだけでも良い方ですよ」

ヨナ「……………………」

A「ヨナ様一度体を洗いましょう汗もかいたでしょうし」

ヨナ「うん…」

A「入れない冷たさではないですねそれとハク見たら殺します」

ハク「見ねぇよ早く入ってこい」

ヨナ「きゃぁ！？」

ハク「！？姫さん！」

A「ハク大丈夫ですこっち見ないでください」

ヨナ「なに…これ」

A「ヒルです…沼や池によく出るんですよ
大丈夫です死にはしませんお洋服こちらに置いときます
ゆっくりで構いませんが準備ができたら出発しましょう」



私達は１つ山を越えた

ハク「今日はここで休みましょう」

ヨナ「あ……」

何かを探しているのかソワソワするヨナ

A「何かお探しですか？」

ハク「どうしました？何か落とし物でも？」

立ち上がるヨナ

ハク「どこへ？」

ヨナ「ちょっと…すぐ戻るわ…」

A「姫様…！」




A「大丈夫でしょうか……」

ハク「…………………」

A「滝夜叉姫ヨナ様を見ておいてください」

札から『何か』が具現化しヨナの元へ行った

A「これで何かあっても滝夜叉姫が知らせてくれます」

ハク「お前その武器は一体なんなんだ？」

A「……………」

ハク「俺はお前を信じると言っただからお前も俺を信じろ」

A「この武器は…………」

滝夜叉姫「A大変ヨナがヘビの巣窟に居るわ」

A「！？」

ハク「どうした……」

A「ハク…ヨナ様の所に急ぎますよ」



蛇「シャ〜！」

大刀で蛇を刺す

ハク「何でこんな所まで！死にたいのか！」

A「ハク急ぎましょうここは巣窟です」

ハク「黙ってしかみ掴んでなお姫さん！
俺達を道具だと思えばいい！アンタが生きるために
　俺とAを使え！俺達はその為にここにいる！」

ヨナ「ハク…Aごめ……」

ハク「お探しの物はこれですかい？」

A「その簪は…スウォン様から貰った簪…」

ハク「俺とAはスウォンを許さないだがそれ以上に俺達はあんたに生きて欲しい」

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