半間くんがウザい【 番外編 】

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軽口を叩きながら髪を解いてくれたのはいいけれど、ブラウスのボタンを外されていく辺りから雲行きがあやしくなってきて。






『 え、そこまではいいよ 』


「 脱がす段階がいちばん好きなんだよ 」


『 まって何する気 』


「 何ってナニだろ 」






慣れた手つきでブラのホックも外される。半間修二が止まらない。






『 違うじゃんそれは、･･･あぁあ馬鹿！ 』






ビリリ、と容赦なくパンストを破かれた。






「 ･･･やば、エッロ 」


『 っ、疲れてるんじゃなかったの 』


「 一周まわって元気 」






それ絶対休んだ方がいいやつ！ハイになってるだけのやつ！

どんどん進められて手に身体に力が入らなくなって、自分の吐息が熱くなるのがわかる。






『 一緒にお風呂入るだけだと思ってたのにぃぃ･･･ 』


「 １回だけ、な？ 」


『 ぜったい１回じゃ終わ･･･ッん 』






せめて文句くらい最後まで言わせろや。






「 こんなんなってっけど 」


『 ･･･ゃん、ッ 』


「 ばは、もうダメそうだな 」






もう無理立ってらんない。

がく、と力が抜けた私を支えて後ろから覆いかぶさってくる。






「 ハイ、Aちゃんの負け♡ 」


『 くっそぅ･･･負けてしまった･･･ 』


「 毎回悔しがるけど勝ったこと無ェじゃん 」


『 私だけいつも･･･！ 』






もちろんそれで終わってくれるわけもなく、せっかく脱衣所まで来たのに抱えられて寝室に逆戻り。
そもそも私の気が乗らないときに毎回するこのくだり、なんのバトルなんだ。




ベッドに降ろされた瞬間、溺れちゃいそうなくらいのキスの嵐。

諦めというよりも完全に修二くんのことが欲しくなっちゃったので その首に腕をまわして受け入れる。






「 ･･･ッは、やっぱ１回じゃ絶対足んねェわ 」


『 ･･･お手柔らかにお願いします 』








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