【BL】何でも無いとこ

skur＆snsm いやそれは無い ページ6

リクエスト頂きました(かなり前に)

同時進行でやってくよ！(自分に負担を増やすだけって最近気付いた。でもやる。思いついたから)
受けが可愛い。受けだけで一生会話しててくれ。
ほぼ会話。人が多いから

ＮＯside

セ「志麻くんって女神じゃない？」

し「は？」

唐突なセンラの爆弾発言。
驚くほどの低音で志麻が返答した。恐らくキレから来る反射で反応してしまったのだろう。

う「でもやさしまだからな、女神かもね」

さ「僕はうらさんのが可愛いし女神やと思う！！」

う「は？」

からの坂田の爆弾投下。
志麻と全く同じ理由で返答してしまったうらた。

セ「はぁ…坂田、お前まだ負けを認めないんか？いい加減志麻くんが天使って認めぇや」

さ「お前の方こそうらさんが世界一で宇宙一の女神様ってこと分かれや。頭おかしいんとちゃう？ 」

これは…また始まったか…とうらたと志麻は頭を抱えた。
数えで…8回目になる。

さ「思えばいつもいつもお前僕のうらさんトークに突っかかってきやがって。顔も腹立つんに性格も残念とかまーしぃかわいそ」

セ「はぁー？それ坂田が言えることやないやろ。うらたんにべったりくっ付いててウザがられてるのも分からんの？彼女の気持ち理解出来ないとか…もしかして魔法使いなる人？」

「第8回、坂田ＶＳセンラのくっだらねぇ論争」

うらたと志麻がそう名づけたのは第3回がおっぱじまった時であった。
このくっだらねぇ論争のくっだらねぇ部分は、うらたと志麻、どちらがより彼女として可愛いかを争うところである。

さ「はぁ？！魔法使いなるわけ無いやろ！もううらさんとは何回もアッツーい夜過ごしとるわ！！なんなら付き合って3日目でな！！」

セ「きっも！！！お前お化けやん！」

正直浦島にとって迷惑極まりないのは言うまでもない。会議中だと言うのに急に坂田船どちらかが、ついポロッと惚気けてしまったところを発見され、そこで論争が始まる。

どっちが可愛いだとか、そういうのはどうでも良いし、彼に愛されていることは日々の態度で重々承知なのだが、どうも赤い駄犬と黄色いチャラ男は白黒つけたいらしい。
相手の彼女を貶す訳では無いが、遠回しに自分の彼女より劣っているというのを同じ舞台に立つメンバーに言っていることにそろそろ気づかないのだろうか。

これだからあほ犬は…とうらたは会議部屋をこっそり出ていこうとする。
同じく志麻も、変態紳士困るわ…と小さく小さく呟きながらうらたに着いていく。

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