可愛い幼馴染 ページ46
Aと言い合いになって2日経った。
いつもと同じ時間、家を出る。駅でAを見かけたら、おはようと言い、少しずつ距離を縮めよう。
駅まで歩くが、Aはいない。
いつもより早い電車で行ったのか、そうか。
学校へ着き、Aの下駄箱を確認する。
靴が無い。
「…？」
なら、Aは今どこにいるんた。Aの下駄箱の前で少し立って考えていると
「誰だよあの子、めっちゃ可愛いな。」
「お前バカか？髪の毛切っただけだろ」
「俺めっちゃタイプかも」
「あの子、愛良Aだよ」
「すごい綺麗…、羨ましい」
Aという名前を聞き、後ろを向いた
「…！」
髪の毛が肩ほどまでになったAが歩いていた
昨日まで、長かった髪の毛が、無い。
「…ぉ、は……」
おはようという言葉が出ない。
Aは俺に気付いていない。自分が恥ずかしくなった。変わろうとしているAに、何も変わらない自分。
Aは
何度も俺が綺麗だと言った髪の毛を切ったんだ
俺はその場から走って離れた。
俺はもう、必要ないのか？
俺は、お前がいないと、こんなに苦しいのに
▼Aside
移動教室の時、爆豪さんと会った
『あ、爆豪さん』
「……泣き虫女か」
「A、私先に行ってるから」
英子ちゃんが、先に行った。
『金曜日は、ありがとうございました』
「髪…切ったんか」
『…全然、気持ちが晴れなくて』
「……」
『髪の毛切ったら、嘘みたいに心が軽くなって…なんでだろう…あんなに轟くんが、褒めてくれた髪の毛を失ったのに……』
「お前を縛る鎖が無くなったんだろ」
『…鎖…か』
思わず髪を触る。
『…鎖ではないです。だって、轟くんがいたから、私雄英高校に合格出来た。
へその緒が取れた気分…ですかね？』
「はっ…バカかよ」
『…自分でも思います』
そう言い、私達は笑い合った
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さくら(プロフ) - warako917さん» ご指摘ありがとうございます。これから作品が良くなるように、参考にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。 (2019年3月21日 21時) (
レス) id: 590f485546 (このIDを非表示/違反報告)
warako917(プロフ) - 初めまして！話の書き方や原作を崩さないところが好きです！！１つ欠点を挙げるなら改行が多くて少しだけ読みにくいなと思いました！お気に入りに登録させていただきました、もう１つの作品もみてます。応援してます頑張ってください！ (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8cd1301237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2019年2月4日 22時
