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そもそも私には、友達といえる友達は全くいなかった。
いじめられている訳ではないのだが、何故だかいなかったのだ。
でも、一つの理由としては自分から人に話しかけないことだと思う。
話しかけようと思っても躊躇してしまい、結局話しかけずに終わってしまう。
話しかけられたとしても、あまり人と話したことがない私はどうしたら良いのかが分からず、
しどろもどろになっている間にやっぱりいいや、と呆れられてしまうことが殆どだった。
1話 『気が付いたら』 ページ2
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［ キーンコーンカーンコーン ］
SHRの終わりを告げるチャイムが鳴った。
「えー、それじゃあ気を付けて帰ってくれよ〜」
けだるげに担任がそう言うと、みんなは一斉に荷物をバッグに詰め始めた。
私も手早くバッグに荷物を詰めると、誰にも挨拶をせずに教室を出て行った。
普通の人だったら、ここで部活に行ってると思う。
けれど、私は部活を辞めた。
もともと私はソフトテニス部だった。
けれど、相手をしてくれる人が居なかった。
だから、何時も一人で壁打ちをしているしかなかった。
そんなんだったらやってる意味ないな、と思って一年で部活を辞めて帰宅部になった。
［ キーンコーンカーンコーン ］
SHRの終わりを告げるチャイムが鳴った。
「えー、それじゃあ気を付けて帰ってくれよ〜」
けだるげに担任がそう言うと、みんなは一斉に荷物をバッグに詰め始めた。
私も手早くバッグに荷物を詰めると、誰にも挨拶をせずに教室を出て行った。
普通の人だったら、ここで部活に行ってると思う。
けれど、私は部活を辞めた。
もともと私はソフトテニス部だった。
けれど、相手をしてくれる人が居なかった。
だから、何時も一人で壁打ちをしているしかなかった。
そんなんだったらやってる意味ないな、と思って一年で部活を辞めて帰宅部になった。
そもそも私には、友達といえる友達は全くいなかった。
いじめられている訳ではないのだが、何故だかいなかったのだ。
でも、一つの理由としては自分から人に話しかけないことだと思う。
話しかけようと思っても躊躇してしまい、結局話しかけずに終わってしまう。
話しかけられたとしても、あまり人と話したことがない私はどうしたら良いのかが分からず、
しどろもどろになっている間にやっぱりいいや、と呆れられてしまうことが殆どだった。
まぁ、そんなこんなで私にはあまり友達がいない。
帰っても親は仕事でいないから、学校でも家でもほとんど一人で過ごしている。
これからもずっとそうだと思っていた。
けれど、ある人に話しかけられてから私の静かな人生は、黒から騒がしい赤色に変わったんだ。
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帰っても親は仕事でいないから、学校でも家でもほとんど一人で過ごしている。
これからもずっとそうだと思っていた。
けれど、ある人に話しかけられてから私の静かな人生は、黒から騒がしい赤色に変わったんだ。
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奏魅(プロフ) - 柑橘系さん» うれしいお言葉ありがとうございます！(^▽^)/四月から受験生のため、更新確立は大変遅いですがご希望に添えるような小説を作っていきますよ〜！(｀・ω・´) (2017年1月18日 17時) (
レス) id: b2e962b757 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘系 - 始まったばかりだけど続きが楽しみです！応援してます！頑張ってください！ (2017年1月15日 23時) (レス) id: 04654b2bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏魅 | 作成日時：2017年1月4日 14時
