小さい女の子はお手伝いちゃんに

今日はサバナ ページ5

「れおな」

レオナ「あ？」

「がっこう。」

寮長の部屋に立ち入れる人なんて限られていて。

そんな中

物おじひとつせずに部屋に入るA

レオナ「いいんだよ今日は。必須ねえし」

「だめ。らぎーないちゃう」

レオナ「泣かねえよ。変なこと教えられやがって」

ベットの淵でウロウロするAの頭をワシワシと撫でる

レオナ「玄関が砂で汚れてた。掃除してこい」

「、、、、、、、、、、」

レオナ「、、、、、行きゃいいんだろ」

「ありがとう」

レオナも結局は小さい子にも女の人にも弱いので、簡単に折れる

学校に行くと決まった瞬間に立ち上がって、玄関に掃除道具と共に走っていった








制服に着替えていると

レオナ「！！」

耳がピクリと動く

シャツのボタンも止めずに、ベランダから箒で飛び降りる

向かうのはAの先

レオナ「おいっ、何してんだ！」

「っ、う、あつい」

レオナ「当たり前だろうが！！」

手を押さえて蹲るAを立たせる

Aが触ったのは、熱をためて、人が触れると溜めた分の熱を一気に放出するという魔法植物

熱帯地域に多い植物で、危険なものだということは誰でも知っている

一見緑色だから、子供は騙されて火傷をすることもしばしば

冷却魔法で冷やすが

「ひっく、いたい、いたい」

手は真っ赤に腫れ上がっていた

レオナ「、、、、悪い、お前は何も知らないのにな」







ラギー「あれっ、食堂に来たんスか？珍し、、、、ええ？！」

レオナ「おら、あー」

「あーん、」

しばらく世話を焼くレオナが目撃され驚愕させられた

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