＃２２ ページ22
貴「最近、移動を命じられてさ…」
とりあえずスマホと財布を引っ掴んで、近くの公園へ。
ポツリ、話し始める彼女の背中をさすれば、彼女は泣きそうな顔をして眉を下げる。
貴「私…今まで沢山頑張ってきた……なのに…なんで…なんで……？」
何が何だか分からないけれど、彼女にとっては泣き出してしまう程辛い事なんだ。
貴「移動なんてしたくなかった……なんで…なんでよりによって芸能事務所なのよ……」
………ごめん。
自分も一緒に泣き出して良いですか。
.
.
.
.
SG「あ、ヒョンおかえ……また泣いてるの？もー今度はなにぃ？スングァンに言ってごらん？」
SM「っ……ごめん…１人にして……」
SG「！！？？」
エレベーターで別れ、ドアを開けた途端。
堪えていたものが溢れ出す。
��芸能、事務所…？��
��そう…今月から芸能事務所の専属になったの……��
��…嫌…なの？��
��…うん。正直言うとすごく嫌…��
��っな、なんで、？��
________ 嫌いなの ________
.
.
.
あまり深くは話そうとしなかったけれど。
芸能人に対し、かなりの苦手意識を抱いているのは一目瞭然だった。
嫌だ…仕事行きたくない、って。
ポロポロ涙こぼしながら、芸能に携わってる貴方にこんな事言ってごめんね、って。
言えるわけないよ。
ごめん、アイドルやってるんだ…なんて。
嘘つくしかなかったんだ。
大丈夫、大丈夫だよ…って。
��音楽…関係…��
��音楽…？��
��えっと、俗に言う、えっと、あの、��
��作曲！？��
��あ、うんそう��
彼女にとって俺は、イ ソクミン、作曲家。
芸能に携わってるとはいえ、別に苦手対象ではないらしい。
ただ、
��表ではニコニコして…嘘ばっかりつく芸能人が本当に嫌いなの……��
テレビに出ている。
僕たち芸能人が、反吐が出るほど苦手らしかった。
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MIYAVI(プロフ) - のののんさん» 応援ありがとうございます！頑張ります…！！ (2020年7月29日 16時) (
レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - のののんさん» コメントありがとうございます！素敵だなんて…（ ; ; ）もしかして他の作品も読んでくださったんですか…？凄く嬉しいです(TT)！ソクミンさんのお話２作目もボチボチ考えているので、いつになるかは分かりませんが、また執筆させて頂きますね…！ (2020年7月29日 16時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
のののん - 素敵なお話でした！！またドギョムのお話読みたいです！MIYAVIさんのお話どれも好きです！応援してます！ (2020年7月25日 23時) (レス) id: dc211264bf (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 完読お疲れ様です！ありがとうございます！！Marineさんの暖かいコメントで、とっても幸せな気持ちになりました。この作品を描いて良かったって思いました(TT)最後までお付き合いくださり本当にありがとうございます！！お世話になりました…！ (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 返信遅れました！！ごめんなさい！！（ ; ; ） (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIYAVI
| 作成日時：2019年7月13日 0時
