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「何があったのか状況が理解出来てないけど、取り敢えず落ち着こう?じゃないと何も出来ないよ。」

まふくんの掛けた言葉は今の私たちには意味が無く、落ち着く様子は全然無い。

「ご、ごめん…僕、店に戻るね。」

この場の雰囲気に耐えられなくなったのか、店に戻っていく天月さん。

「俺が…悪かったん…なんであんなこと…」

ずっと自分を責め続けている坂田くん。

そして、今もずっと涙が止まらない私。

無理もないな、皆こんな状態なんだから。

「…あの、Aさん、僕で良かったら話聞きますよ…少しでも楽になれたらそれでいいので。」

まふくんが座り込んでいた私に手を差し伸べてくれる、私はまふくんにそのままついていった。



二人で来たのは人通りの少ない公園。

「…迷惑、かけちゃいましたよね。楽しい筈が私のせいで雰囲気的ぶち壊しで…」

「そんな心配しなくていいです、そんなことより、さっき、なにがあったのか教えて下さい。」

声が出ない、きっと、さっきのことを言うのを自分が拒否しているからだ。

「…言いたくないなら言わなくてもいいですよ、泣いちゃうくらい辛かったんでしょ…?なら、そんな簡単に人に言えることじゃないですよね、でもゆっくりでもいいから少しでも教えてくれると嬉しいです、誰にも言わないから。」

まふくんの吃驚するくらい真剣な目に戸惑ってしまう、まふくんになら、もう言ってもいいような気もしてきた。

「…僕も、Aさんに何があったのかはわからないけど涙が止まない位辛いことが昔あって…でも、そらるさんとか、人に話してみると前までの辛かった気持ちが嘘みたいに楽になれたんですよ。Aさんには辛い思いさせたくないんです。」

そうだ、まふくんも過去に私以上に辛いことがあったんだ、いつまでもこんなんじゃ駄目、そう思い私はやっと口を開くことが出来た。

「…恥ずかしい話ですけど、実は、さっき…」

まふくんにさっき起きた事を伝えた、まふくんなら大丈夫だなって一瞬でも思ったから。

「そうなんだ…あの、誤解されてたら僕も困るから言うけど、さかたんはAさんのこと、本当に好きだよ…前も言ったけどAさんと会った時今までに見た事ないくらい嬉しそうで…幸せそうだった、だから嫌いではないと思うよ。」

まふくんは一言一言が優しくて、安心してしまう、今も私を慰めてくれている。

「あのさ、やっぱりさかたんのこと、好きなの?」

「……はぁ?」

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ぴぁ(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2019年1月2日 13時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - とてもとかったです! (2018年12月9日 3時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - モモ缶。さん» コメントありがとうございます!さかたん可哀想ですよね私も思いました(おい) 最初は初めからまふくんをデレデレにさせようと思ってたんですけど凄いツンデレな子にしちゃったんですよね…だから最後はデレデレさせておきましたw (2018年11月6日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
モモ缶。(プロフ) - ん、んんん、さかたんは可哀想やけどいい作品でした!まふくんが最初に比べてもうデレッデレですねw (2018年11月5日 23時) (レス) id: 8cb1d9c8ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - 夏々さん» おお、歌の内容気付きましたか!ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです! (2018年10月27日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴあ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月9日 16時

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