コンビニの常連客が推しだった件について[ま/ふ/ま/ふ]

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｢中学の時の友達…？｣

｢うん、そやで。｣
｢卒業してから今まで会ってなかったんだろ、なんでいきなり会うことになった訳？｣

｢動画の企画で中学の時の友達にインタビューする事になってたんよ、まあ結局無しになったけど。｣
｢マジか、でも普通異性の人誘うか…？｣
｢A以外いなかったの！｣

｢はは、なんかごめんなさい…｣
｢あ、いや…大丈夫、です。｣

｢Aってうらさんのことも知ってるん？｣
｢…知ってますね、うらたぬきさんでしょう…？｣
｢そうそう！やっぱり歌い手好きなんやね。｣

｢でも、珍しいよね。いくら同級生だとしてもファンならそれなりに喜んだり騒いだりするじゃん、Aさんって何も表に出さないから。｣

｢…いや、まぁ、色々なことがあり過ぎて混乱してるっていうか…本当は凄く嬉しいんですよ？でも今、絶対ただのリスナーが来ちゃ駄目な所に居るんであまりちゃんと喜べないというか…｣

(まふくんが常連客だったり、坂田くんが同級生だったり、お見舞いしに来たらうらぬきさんに会ったり…)

｢もーAは深く考えすぎなんやって！僕がAを誘ったんやろ？だから、余計な心配はせんでええの！な、二人もそう思うやろ？｣

｢いや、俺は今日会ったばっかりだし良く分かんないけど…まあ、別に、友達ならいいんじゃない？｣

｢せやろ？まずうらさんは僕達の関係を何だとおもってたんや…それ以上の関係はないで？｣

｢道とかでばったり会ったリスナーさんと坂田が偶然意気投合して仲良くなっただけの友達だと思ってた、まあ中学からの知り合いみたいだから安心したわ。｣

｢なんやねんそれ！！…まあええわ、うらさんは置いといて、まふもええよな？｣

｢いいんじゃないの、Aさん悪い人じゃ無かったし…｣

｢よし！…な？だからAが心配するような事じゃないで。｣
｢ふふ、ありがとうございます。｣

(こういう所は昔から変わらないかもな。)

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