29ノ亊~堕姫 ページ30
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____________善逸は来ない
と陰鬱な表情で宇髄は応える。丁度屋根上で定期連絡を交わしていた
炭治郎｢善逸が来ないってどういう事ですか｣
宇髄｢お前らには悪いと思ってる、俺は嫁を助けたいが為に幾つもの判断を間違えた、善逸は今行方知れずだ……それに監視役として付いていた宝月嫻も昨夜連絡が途絶えた｣
炭治郎｢そんな……｣
宇髄｢お前らはもう
伊之助｢っな勝手に……｣
宇髄｢恥じるな、生きてる奴が勝ちなんだ｣
最後にそう告げて瞬時に立ち去った
二人は顔を見合わせて数秒黙り込む
炭治郎｢俺は善逸も宇髄さんの奥さん達も生きてると思う……勿論、玉柱のAさんも。だから行動する必ず助ける｣
伊之助｢あァ！鬼をぶっ飛ばす！｣
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_______________
陽が殆ど落ちかける時刻、鬼が姿を現す頃合。
空気に混じった嫌な香りに気づいた炭治郎は辺りを
見渡す
____________鬼だ、鬼の匂いだ近くにいる！
炭治郎｢伊之助！｣
伊之助｢行くぜ鬼退治だ！猪突猛進！｣
・
・
切見世
最下級の女郎屋、客がつかなくなったり病気になった遊女が送られる場所。
旦那の情報を頼りこの場所に着いた天元
雛鶴｢天元様……私には構わずもう行ってくださいませ、先程の音聞こえましたでしょう鬼が暴れています｣
宇髄｢本当に大丈夫だな？｣
そっと妻を抱き抱え解毒薬を飲ませる
痩せきった体、顔色も悪く汗を沢山かいている
雛鶴｢はい……お役に立てず申し訳ありません｣
雛鶴は天元の妻、蕨姫花魁に目をつけられ身動きが取れなかった為に毒を飲み病に罹ったフリをして、京極屋を出ようとするも、別れ際に渡された帯は監視、及び殺害目的として、即座に雛鶴を始末できるようするためのものだった。
宇髄｢お前はもう何もしなくていい｣
優しく雛鶴を抱き締めた。
そして戦闘が始まっている街に急いで戻る
・
・
堕姫｢
炭治郎｢(この鬼が皆を……前戦った下弦の鬼と違う……この胸が苦しくなる感覚……上弦の鬼)｣
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (
レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです！！ありがとうございます！更新遅くなってごめんなさい！ (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです！！これからも頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します！ありがとうございます！！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2019年8月21日 6時
