story 52. ページ5
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更新大変大変遅くなりました、すみません(;;)
2020.11.6
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「という結論に至る______________」
大きな卓を囲みながら座る〈帝ノ鬼〉の上層部達と
何処にも属さない〈月詠家 当主一人〉
帝ノ鬼の上層部というのは、柊家の当主 柊天利
そして一瀬家を除いた、九家の当主達のことを指す。
『馬鹿馬鹿しい……私は之で失礼させてもらうわ』
柊天利「待たぬか、まだ話は終わっていない」
『私の弁舌をお求めですか?一瀬家の処遇、処罰は全て柊家に一任してあります。第一、この上層部会に私は不必要ではありませんか?私の意見なんて耳にも入りませんでしょうに。』
恐るべし、あの柊家の当主に反抗的な態度と言葉
普通なら直ぐに首を斬られるが、そうもいかない。
周りの九家達の当主も血相を抱え、黙々と頭を下げた
柊天利「お前さんの父はもっと、聞く耳が良かったな」
『父は柊家の同盟を一番に考えていましたから
然し私は違います、柊家の手も借りませんし、手を貸してあげることも無いでしょう』
柊天利「己が何を言っているか分かるのか?」
『誰に対して友達口調で話せと言ったのかしら』
重く苦しい空気が流れ込む
柊天利「………………」
『文句があるなら掛かって来てもいいのですよ、
私は何時でも大歓迎です。では本当に失礼致します』
綺麗な佇まいで、お辞儀をして部屋を出る
聞いてるだけでも、死にそうな勢いだ。
柊天利「小娘が…………」
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廊下に出ると、壁際に寄りかかっている暮人
『盗み聞き?』
暮人「お前だけだよ、父上に反抗できる奴は
それで緊急の話は何だ」
『当主 一瀬 栄の処刑が決まったそうよ
この事実を知った一瀬グレンは理性を保てるのかしら
_______________』
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突然と告知された一瀬 栄の処刑に
グレンは京都から直ぐに東京に戻る
グレン「親父の処刑は延期するんじゃ無かったのかよ!!(あの吸血鬼は何も知らなかった、真昼も見つからなかった!クソ!)」
暮人「お前の成果を称えた結果だ
立場のバランスを取る為に、お前を優遇し、一瀬栄を処刑する事に至った」
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美桜(プロフ) - 良ければ更新していただきたいです! (2022年3月25日 17時) (レス) @page6 id: 73811d8464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2020年5月31日 19時