+17.強制被動の快進撃 ページ17
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太宰「其れは君が望んでいる事だよ
私に身を委ねても構わないよ」
厭らしい手付きで頬を触れる
『……ま』
太宰「なーんて冗談だけどね!!そんな顔されたら困るのだよ」
パァッと手を拡げ嘲笑する
『鬱陶しい…怖気付いたのね心中願望者、包帯マニア最悪のタグを備えてる太宰には興味無いわよ安心なさい』
太宰「Aってさ実は
浮き足を立て
『っこの私を誰だと思ってるの!!
単純な事に太宰は笑う
後ろを向いて何時も以上に足取りも重く
過ぎ去ろうとした瞬間
プルルルプルルル…
『もしもしまだ何か………』
安吾「今何処に居るんですか?!」
眉を顰める
『何処って新港橋付近かしら』
安吾「そこから離れて下さい!!今直ぐ!空から高エネルギー反応です!早く逃げ…」
端末を耳から離し空を見上げると
隕石の様な燃え上がる物体が此方に近付いている
彼女は目を開き太宰を掴んで橋の下にある海に飛び込んだ
瞬く隙もなかった此付近は焼き焦げた荒野に変わっていた
太宰「王冠………Aちゃん大丈夫かい?!」
腕を抑え藻掻く獣の爪に掻かれた様な有様だ
『案ずるなこの程度大した事ないわ
とうとう現れたわね王冠』
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・
?「あんま死体転がってねぇな中心部に着陸すれば良かっただろー」
?「○○様のご指示通り最初から終盤にしてしまったら無味乾燥では」
?「ほっほほ、早速昼を境に均衡を保つ特務部隊がお出ましだ」
咄嗟に五十人ばかりの部隊が駆け付け銃口を向ける
両手を上げ跪け抵抗するな
?「身動きが取れないわね、逃げる?降参?」
?「まぁ仕方がねぇ従うしかねぇだろー」
?「主に恥を見せてしまうが此処は忠実に聞くのが生だ………」
大人しく両手を上げ跪こうとした矢先
凄まじい殺気と力で溢れ足が竦む
?「なーんてばーかかよおめェら王冠である俺達が跪くと思うか?異能力_______________…!!!」
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時