犬派なんだね伏黒くん

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A side






えっなになになになに急に



手なんか握って " もう大丈夫だから " って



さてはこいつ…もしかして…






『…伏黒、』



「ごめん。無かったことに『私のこと好きなの？』







「…は？」




『あれ？違った？』





口が開きっぱなしで固まる伏黒



なんだこいつ。馬鹿なのか？って思ってんだろ








『いやごめんって、冗談冗談。

そんな引かないでよ』






「祓うぞ」





『え、呪霊扱いは流石に酷くない？泣くよ？』




「うるさい」





おっけーおっけー、見かけ通りツンデレな感じね。



結構好きだよ。







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…





休憩後少しだけ稽古をして今日は解散になった



帰りは悟先生が車で送ってくれて。





「どう？恵とは」



『ただの不良かと思ってたけど面白い人ですよね！

あと、多分私のこと好きだと思います』



「っはは！笑 恵も年頃の男の子だもんね」




『でも私は先生の方が顔はタイプだな〜』



「マジ？嬉しいこと言ってくれるじゃん」



『性格はどっちも難ありだけど』



「はは、笑 言うね〜」







正直恋とかはよく分かんないけど、
伏黒のことも先生のことも私は大好きだ



もっと仲良くなりたい。




高専に進学するの、ちょっと楽しみかも





遊びじゃないことくらい分かってるけど。





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