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翌朝
「昨日も寝てないの？」
クマ悪化してね？って顔を覗き込んでくる硝子
『……いや、寝たよ』
そう。私は昨日ちゃんと寝たんだよ
時間は遅くなったけど…
でもどういうわけだか夢に五条がでてきて、
どういうわけだか付き合ってることになってて、
…そういうことでキス、しちゃって……
『夢だ！！！』
「急に大声出すな」
『急じゃないならいい？じゃあ叫ばせて。
あれはただの夢だ！！！！！！』
「………病院、連れて行ってやろうか？」
『まって大丈夫だからその深刻そうな顔やめて』
「大丈夫じゃないだろ。あの六眼クズのせいだな」
『まあざっくり言ったらそういうことだけど…』
「焼き入れてくるか」
『真顔で怖いこと言わないでよいいよ、あああ席立たないで座って、マジで大丈夫これは私も悪いの』
「じゃあ何があったんだよこの間からコソコソして。
私に言えないようなこと？」
『そうじゃなくって…ほんとしょうもなくて、』
そんな言い争いをしていると教室の戸がガラッと開いた
「おはよう、二人共」
いつも通り笑顔で挨拶してくれた夏油に慌てながらもおはよう、と返してその隣の白髪頭に視線を移す
サングラス越しにその蒼色の目と私の目が合って、一瞬思考回路が停止する
「…はよ、」
『…お…おはよう……ございます』
「は」
色々思い出して顔が真っ赤になったのを隠すために
埋まりそうなほど必死に顔を机に押し付けた。
．
．
…
その日五条は何かを察したのか昨日みたいなことは一切してこなかった
「A」
『な、なに！？』
「いや…プリント、詰まってる」
『あ…ごめん』
ずっとこんな調子の私がきっと原因なんだと思う。
きっとじゃないな、間違いなく原因。
我ながらこんなに分かりやすい態度とる人間いるのかってくらい避けてるし、話したら赤面しちゃうしで。
…なんであんな夢見たんだ…
いくら五条のこと考えすぎたからってキスする夢なんて、
深い溜息をつくと夏油に名前を呼ばれる
「大丈夫かい？具合でも悪い？」
『…夏油〜〜〜、』
．
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コッペパンの人(プロフ) - うっひょー！！やばいやばい、1話1話で毎回ドキドキしてるんだが？！何この夢小説！作者様へ、ほんとにとても面白い作品ですね。更新無理せずに頑張ってくださいね。応援してます (2021年7月28日 12時) (
レス) id: fd333f13ff (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - しらたまさん» ニヤニヤしちゃってください〜笑笑 (2021年1月29日 2時) (レス) id: d5ca612ef2 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま - 親の前で赤面&ニヤニヤするってどこの拷問さ (2021年1月28日 19時) (レス) id: 21f7836312 (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - 紅晶さん» 嬉しいです！笑笑更新頑張りますねー！！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: d5ca612ef2 (このIDを非表示/違反報告)
紅晶(プロフ) - なんか、すごく面白い小説に会えたぞ……。作者様の思考回路が神ですねこれは。更新無理しない程度に頑張ってください！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: ea1d34ba54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむだんご
| 作成日時：2021年1月8日 4時
