ちゃんと言わなきゃ分かんない【狗巻棘】

おかか？ ページ3

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棘side







「ツナツナ、明太子。」


『…しゃけ。』



今日は朝からAが同じように話している。でも全く伝わっていない気しかしない…



「あの人何やってんすか」


「同じ言葉話せば通じるんじゃないかって、朝からあんな感じ。」



『…やっぱ分からんばい！！』


「おかかぁ…」


やっぱり分からなかったみたいだ、
…でも分かるほうがおかしいのかもしれない。


『このYouTuberばりおもしろかよってこと？』


「おかか、…ツナ。」



話しても伝わらないと思ったから地面に文字を書いて伝える。



『ん？……こ、の、YouTuber、が、使ってる、ほうき、五条先生、みたい。…あはははっ！ほ、ほんとねぇ。似とる、似とる！ばり面白か！』


「高菜、高菜！」



嬉しい、ツボに入ってくれたみたいだ。
一緒にいるとき、Aが笑ってくれると心があったかくなる。



「あの2人、普通に言葉が通じれば仲良くなると思うんですよね。」


「な、というか悟に似てるほうきってどんなだよ。」


「ツナぁ、」


「…ブッッ！！ハハハ！！似てんなぁコレ！」


「…」←ちょっと気になる


「ツナマヨ？」


『伏黒くんも見る？おもしろかよ〜！』


「…はい」

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