ラナンキュラス ページ11
身体の血の気が引くというのは、
多分こういうことなんだと思う、
『……スミマセンデシタ…シツレイシマス』
「おーっと、待ってねー。Aちゃーん。」
グッと腕を掴まれ、動けなくなってしまった。
顔の距離も近く、正直早急に顔を背けたくなった。
けれど、そうはさせてくれなくて
顔がどんどん赤くなるのがわかった。
「ねぇ、今なんて言った？？」
『……』
嬉しそうに笑う蘭さんの顔を見るのが嬉しい反面、何かを企んでいるようで恥ずかしくもあった。
「ラナンキュラスの花言葉、」
突然の近距離で、喋りかけられ少し恥ずかしくなった。
でも、どうして突然、ラナンキュラスの花言葉と首を傾げた。
『華やかな魅力、純潔…。』
そう小さく呟けば、
ふふっと蘭さんは笑った。
「Aちゃんにピッタリだね。」
そう言いながら、さっきまで私の腕を掴んでいた手で、優しく頬を撫でられた。
恥ずかしい、優しく甘い言葉で囁かれ、
たっているのが精一杯になる。
「ねぇ、ちゃんと俺が完治したら、デートに行かない？」
そう優しく、微笑む蘭さんに
断らせる雰囲気はなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃけ。(プロフ) - はなさん» ご丁寧にありがとうございます🙇🏻♀️❕ (2021年12月7日 9時) (
レス) id: e378aa26bd (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - しゃけ。さん» もう消せてましたよ〜！ (2021年12月6日 17時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ。(プロフ) - はなさん» ご指摘ありがとうございます🙇🏻♀️❕多分、、外れてるかと思います……色々やってみます…🤦🏻♀️❕ (2021年12月6日 16時) (レス) id: e378aa26bd (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年12月6日 14時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃけ。 | 作成日時：2021年12月2日 22時
