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お仕事。 ページ41
『首領…。』
「A。決めたか？」
『受けます、その仕事。』
「……そうか……」
『はい。いつかは通らなきゃ行けない道だと思いますし。』
「………」
『ただ、ハニトラをしたことがないので、期待は出来ないですけど……』
「……そうか………」
私は、3日後首領にハニトラの仕事を受ける旨を伝えた。
避けて通れない道だとは分かっている。
梵天に女は少ない。
その僅かなメンバーは私を除けば全員ハニトラをしている。
蘭さんや竜胆さんの部下に多い。
だから、私も、いつかハニトラをしなくちゃいけないと分かっていた。
けど、本音を言えば怖い。
触れられるのだ、好きでもない男に。
「……わかった、明日の夜、開けておけ。」
『…？わかりました、、、』
首領から、明日の夜開けておけと言われた。
なんでだろう、明日の夜何かあるのかな。
それとも、ハニトラの講座でもあるのだろうか。
分からない。けれど、何が来てもこなさなければいけない。
私がここにいれる理由は、役に立つからだ、
役に立たなくなれば、殺られる。
それだけだ。
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作者名：しゃけ。 | 作成日時：2021年11月1日 19時
