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蘭side ページ11
『ヤク中が言ってた貸しってなんだよ、なんもねぇじゃねぇかよ。』
あーあーあー。
イライラするし、もうなんなんだか、
「兄ちゃん。。」
そんな所に愛しのキューティクルブラザー竜胆がやってきた。
『んー！竜胆。』
「無理に機嫌高くしなくていいよ。もう慣れっこだよ。」
『おー。』
「おいこれ、伝言」
竜胆から渡された紙には、Aちゃんが書いたであろう字で今日の任務の詳細が事細かに書いてあった。
「泣き止んでたよ、」
『泣いてたんだ、』
「事務仕事はしておくので、任せろとだとよ｣
『おれ、、いいと弟と部下持ったなぁ……』
その後のスクラップ案件は爽快だった、
イライラ吹き飛ばすのにもちょうど良かったし、
さいこーだった。
けど
あの子が出迎えに居ないと、
なんかモヤッとする。
早く会いたいな。
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作者名：しゃけ。 | 作成日時：2021年11月1日 19時
