最弱の推しを鍛えたい! ページ6
主side
ついに、第一次大規模侵攻まで半年に迫った今日。
只今、三雲家に弟と泊まり込みに来ています。というのも、先日私は剣道で県大会優勝を収めたからである。前は水泳もしてたけど、今は剣道一本で頑張ってたからね。なんとか、優勝することができたよ。
修「A姉さん、おめでとう」
環「ねーちゃん、おめでと〜」
A「ありがとう!」
幸せだ〜。最愛の弟と最愛の推しから祝われて。あ、勿論新くんにも祝われたよ。嬉しかった!
香澄「凄いわね、よく頑張ったじゃない」
A「えへへ〜」
嬉しい!香澄さんにも褒められた〜♪
修「姉さん」
A「どうしたの?」
修「どうやったら姉さんみたいになれる?僕は運動が苦手だし、姉さんみたいになんでも出来ないから」
ん〜、そうね。わかっていたことだけど修は運動神経が悪いんだよね。しかも、鈍臭いし。けど、その分頭はいい。多分、私よりも。
A「修はそのままでいいんじゃない?修は私とは違った良さがあるよ」
貴方の知恵は、いずれ活かされる時が来る。焦らずとも、必ずね。
修「でも、、、」
頑固だな〜。誰に似たのやら。
A「なら、ランニングは?私も最初はランニングから体力作り始めたから。きっと、後々役に立つよ」
原作の修は本当に体力が無かったからね。丁度いいとは思うんだけど。
修「ほんと?」
A「うん!今日走りに行く?」
修「え?」
修は努力型だし、今のうちに少しずつランニングしていけば、中学生の時は普通の人ぐらいはあるでしょ。
修「えと、いいの?」
A「勿論!
でも、嫌なら断っていいよ。これは、修がそうするべきと思わないといけないんだから」
修「僕は、、、やりたい!A姉さんみたいになりたいから!!」
うっ、健気でなんて可愛いの!
香澄「出かけるの?」
A「ちょっと、ランニングに行ってきます!
あ、環はどうする?」
流石に、私達のスピードに環はついてこれないよね。
環「叔母さんのお手伝いしてる!」
修「ごめんな。帰ってきたら一緒に遊ぼう」
環「うん、絶対だよ!!」
ぐっ、、、か、わ、、いい。なんでただの会話なのにこんなに尊いの。やばい、推し同士の絡みとか最高過ぎかよ!
あのあと、私は修とランニングに。さらに、何故か香澄さんに弟子入りして花嫁修行を修とすることになった。なんで?
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年10月16日 1時