いざ、最弱の主人公兼従弟に会おう! ページ4
主side
修「ねぇね!!」
A「修!!」
あ〜、一ヶ月ぶりの我が推しよ!前は単純に身内として可愛かったが、今は推しの幼少期。可愛くないはずがない!
香澄「久しぶりね、Aちゃん」
A「あ、叔母さん」
そして、今でも高校生に見えなくもない美貌の持ち主であるこの女性、三雲修の母であり、私の伯母。三雲香澄さん。相変わらず、麗しい。
香澄「この子が環くん?」
母「はい。香澄ちゃんと修くんに見せたくて」
香澄「ふふ。とても可愛らしいわね」
うん。我が弟は赤ちゃんにしては整った顔してるよね。いや、私や修が産まれたときの写真も同じか。なんか整ってたな。三雲家の血、恐ろしい!
修「たまきくん?」
うっ、全部平仮名に聞こえる。これが、ショタ特有の話し方!可愛いすぎ、、、
A「そう、環くんだよ〜。修、お兄ちゃんだね」
修「お兄ちゃん!」
か、かわわわ
A「うん。環のお兄ちゃんだね」
修「そっか〜!
たまきくん、おさむお兄ちゃんだよー!!」
と、尊い。私は弟も推しになった。原作ではいなかったかもしれない、モブだったかもしれない弟。でもね、初めて会ったとき、指をぎゅっと握ったの。その時に、私の萌スイッチを押した。そんな、嵐山さん顔向けに無事にブラコンとなった私。
今、前世からの押しと今世最初の推しが仲良く戯れている。なぜ、写真を撮ることが出来ないのだろう。目に焼き付けることしか出来ない自分に、腹が立つ!
修「ねぇね。可愛いね」
A「っ!
修も可愛いよ〜」
私は従姉。抱きついて戯れても大丈夫。身内だもの!
修「えへへ、くすぐったいよ〜」
A「この、この〜」
修「あはは〜」
環「きゃっ、きゃっ!」
幸せだ。私、幸せすぎだよー!
カシャカシャ
香澄「(無言」
父「香澄さん、いつの間に一眼レフを、、、」
母「あとで、私にもデータくれない?」
香澄「勿論です、お義姉さん」
母「えへへ、やった」
修父「我が子は勿論、甥も姪も可愛い!」
母「当たり前でしょ。私の子供だもの」
香澄「そうよ、あなた」
父(微笑ましいな)
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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年10月16日 1時