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東隊VS斉藤隊 第二戦目 ページ8

修side

A姉さん、かなりやる気だな。静かだけど、新之助くんや雫先輩もやる気に満ちてるのがわかる。姉さんは、強い事を証明しようと言ってくれた。なら、僕は勝つためにどんな手段だって使う。

修「スラスター、オン!」

とりあえずは、加古さんをどうにかしないといけない。僕が囮になれば、新之助くんやA姉さんが自由に動ける。機動力のある2人の方が、奇襲はかけやすい。

加古「あら、また三雲くんなの?ふふ。さっきのように、倒されに来たのかしら」

修「いえ、今度は勝ちに来ました!」

1戦目は、残り僅かで倒されてしまった。でも、さっきとは違って加古さんの動きを読めるようになって来たし、簡単に負けるわけにはいかないんだ。

ドンっ

!?
A姉さん達の方からだよな?もしかして、二宮さんと戦ってる、、、?

修『雫先輩!』

雫『落ち着いて。大丈夫、まだ予想の範囲内だよ。新トリガーも使ってないみたいだし、彼女の中では勝算があるみたいだから。安心して、目の前のことに集中しろ』

辻『こちら辻。今から、三輪をポイントの所まで誘導する。修くん、いける?』

修『わかりました、大丈夫ですよ。
  僕も、加古さんの誘導に移ります』

先程、転送したときにポイントとなる所にメテオラを仕掛けた。僕のトリオンがそれで半分以上削られたけど、威力はかなり有ると思う。目眩しや、隙を作るのにしか使えないだろうけど、そこで一気に畳み掛ける。どうか、上手くいって欲しい。

加古「あら、何か考え事かしら?その油断が、命取りになるわよ」

修「まさか、加古さん相手にそんな事出来ませんよ」

加古「嘘ね。分かりやすいわ、三雲くん。
  素直に、Aちゃん達が気になると言えばいいのに。今、二宮くんと戦ってるみたいだから」

お見通しということか。でも、今の僕は姉さんのことを信じてる。だから、加古さんに心配されることはない!

修「僕は、A姉さんを信じてます。彼女は、必ず二宮さんに勝つと」

加古さんは、少し驚いた表情を浮かべ、すぐに楽しそうに笑みへと変わった。

加古「本当に、さっきよりは楽しめそうね。さぁ、お喋りは此処までしましょう。
  ハウンドっ!」

レイガストの盾で、加古さんのハウンドを防ぐ。このまま少しずつ移動して、ポイントへと誘導していこう。みんな、頼みますよ。

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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年12月28日 21時

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