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番外編 ページ4

雫「そうだったんだ。それは、楽しみだね」

A「でも、待機任務も暇なもんだね」

辻「まぁ、他の隊員も流石にいないから、ランク戦とかも出来ないしね」

修「今日って、誰かいるんですかね?」

雫「流石に上層部はいるだろう。あとは、東さんとか冬島さんあたりはいそうだね。まぁ、迅さんとか林藤支部長は玉狛にいるだろうけど」

修「忙しいそうですね」

A「いや、案外暇なんじゃない?だって、今日は特に人もいないし。何もすることないでしょ」

辻「流石に、仕事はあるからね。暇ではないと思うよ」

そんな、雑談を楽しんでいた斉藤隊の元に、とある人達が訪れます。

A「あれ、東さんに忍田さん?何か御用ですか?」

忍田「いやね、今日は上層部も本部内なら自由にしてていいから。折角なら、任務に来てくれた斉藤隊のところに行こうかとね」

東「普段は人が多いけど、こういう時は寂しいものだからな」

どうやら、2人は遊びに来たみたいだ。

修「どうぞ、こちらに腰掛けてください」

辻「寒くないですか?ブランケット、要りますか?」

A「お2人ともコーヒーとお茶、どっちがいいですか?あ、他には紅茶とかココアとかありますけど」

気の利く斉藤隊は、すぐに2人をもてなす準備をし始める。

忍田「大丈夫だ。ただ、君達に顔を見に来ただけだから」

東「そうだぞ、お前らは寛いでていいんだ」

雫「まぁまぁ、今日は暇なんですよね?俺らも暇だったし、折角ならお話相手になってくれませんか?
  そういえば、冬島さんが置いていったお酒もありますけど?」

東「あのおっさん、こいつらは未成年だぞ」

A「これ、太刀川さんが参考書と一緒に置いていったお菓子です。食べます?」

忍田「慶、、、何をやってるんだ」

忍田と東はお互いの顔を見合わせ、諦めたように笑いながら腰掛ける。

忍田「では、遠慮なく」

東「すまんな、ありがとう」

2人は、斉藤隊の好意に甘えることにしたみたいだ。修は、彼らの後ろにクッションをセットして、辻は引っ張り出してきたブランケットを2人に手渡す。

A「飲み物、みんなどうします〜?」

忍田「お茶で頼む」

雫「あ、俺もお茶でお願い」

東「俺はコーヒーで」

辻「俺はココア」

修「僕もココアで」

A「カフェオレできるよ?」

修「あ、ならカフェオレでお願い」

A「了解〜」

Aは手際良く、全員分の飲み物を準備する。

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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年12月28日 21時

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