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東隊VS斉藤隊 第二戦目 ページ13

Aside

修達の作戦、上手くいくと思ってたんだけどな。流石東さんね。お見通しだったとは。

A『修、新くん。無闇に2人に近づこうとしないでね。あの2人は中距離戦に向いてる。少しでも、間合いに入ってしまえばやられるよ』

辻『なら、適度な距離を保ちながら2人を離す?俺と修が固まっていたら危ないと思う』

雫『それが最適だね。それに東さんが、いつ狙撃してくるかも分からない。周辺の建物を使いながら狙撃にも気をつけて』

修/辻『了解』

加古さんはバイパーを得意としてる。三輪先輩は、加古さんに合わせて中距離も短距離戦も両方出来るし、サポートにまわると思う。それに、2人には東さんもついてる。これは、難しくなってきたな。、、、そうだ。

A『雫くん、この辺で1番狭い通路は何処?』

雫『狭い通路?一体、どうするつもりなんだ』

A『加古さんのようは射手は視界がクリアな程、相手を見つけやすく攻撃してくる。そこで、敢えて身動きが取りにくい場所に誘い込み、奇襲をかけるの』

修『だけど、それは僕たちの方も危険だ。三輪先輩と挟み撃ちにされたら終わるよ』

A『確かにそうかもしれない。けど、良い感じに加古さん達には建物を倒して欲しいんだよね』

辻『建物?』

修『まさか、A姉さんが考えてることって』

ふふ、修は気づいたみたいね。あとは、東さん達に作戦がバレなきゃ完璧なはず。
さてさて、そろそろ私も動き始めよう。

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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年12月28日 21時

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