三雲修の従姉！？ (ページ12)

今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:852 hit

東隊VS斉藤隊　第二戦目ページ12

雫side

恐ろしいほど、作戦は上手くいってる。けど、まだ東さんが何処にいるかもわからないしな。このまま作戦を進めていくつもりだけど、なんだか嫌な予感もするな。

雫『A、今何処にいる？』

A『ポイントのところまで残り500mぐらい離れてる』

どうするか。もう、三輪や加古さんの誘導は終わってる。それに、修のトリオンも切れかかってる。Aを待つ間にやられてしまうかもしれない。更に、メテオラを起動させたら、広範囲に威力は及ぶ。必ず、狙撃手である東さんは食い付いてくるな。そこに、Aも加われば、先に狙うのはAのはず。ならば、、、

修『雫先輩。作戦を実行しましょう。A姉さんが来る前に』

A『え、なんで！？』

修も、俺と同じ事を考えてたか。流石の頭脳だな。

辻『もしかして、東さんからAちゃんを狙わせないように？』

A『成る程ね。確かに、あの人が今1番狙ってくるのは私ね。わかった。この辺で、待機しとくわ』

話を早く理解してくれ助かるよ。流石に、メテオラ程度じゃ三輪や加古さんを倒せるとは思ってない。けど、新人だからってウチの新之助や修を舐めないで欲しいからね。全力で行かせて貰うよ。

辻『修くん、避けてね？』

仕掛けてあるメテオラに向けて、新之助が施空を放つ。

ドドンッ！！

A『雫くん、見えてる？凄い煙』

雫『修の半分ほどのトリオンだったけど、あれは半分以上ありそうだな』

A『でも、誰もベイルアウトしてないみたいだよ。どうする？私もう行く？』

修『姉さん、来ないでくださいっ！』

ドンッ

っ！？

A『修？新くん？』

辻『すみません、今ので左腕を無くしました。そして、修くんと合流しました』

修『どうやら、さっきのメテオラをうまく利用されたみたいです。加古さんや三輪先輩は全防御で防いでいました』

嫌な予感は、この事だったか。一筋縄にはいかないな。あの爆発を利用して、あの威力はアイビスか。やられたな。

A『東さん、落としに行く？今なら、さっきの狙撃場所からそう遠くには行かないと思うし』

東さんにこだわるのをやめよう。あの人を残しておくと面倒だが、勝つ手段を選ぼう。

雫『いや、東さんはそのままで。Aは、新之助や修のところへ。加古さんと三輪を倒してこい』

今の2人に加古さん達は倒せない。今、勝つ為の可能性をあげれるのはAだけ。頼んだよ。