【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part3.

（結局笑いが一番） ページ18

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『じゃ、私の書類お譲りしますよーこれで近藤さんも忙しくなるし、私はお妙に着物返しに行けるし一石二鳥ですね、ではー』



そう言い放ち自室へ入っていった



近藤「のぉおおおぉぉぉぉ！！！！！」



土方、沖田「「・・・・・・」」



憐れむような目で近藤を見つめていた




沖田「どんまい、近藤さん」
そう言い沖田も戻って行った









土方「・・・・・A、入るぞ」



土方はAの部屋に入って行った




『もう説教はやめてよ、反省してますのでー』
タバコを吸いながら言うA



土方「反省してねえだろが、その態度」
そう言いながら座る土方



『んで、何』




土方「A、お前、万事屋とどういう関係だ」




『・・・は？言ったよね、幼馴染みだって』




土方「ああ、聞いた」




『幼馴染みは幼馴染みでしょうが、何が・・・』

Aの言葉を土方の言葉が遮る





土方「前に池田屋の件で万事屋と桂は知り合いみてえだった」




『・・・それで？』




土方「桂とも幼馴染みなのか」




『まー・・そうかもね』




土方「・・・何で今まで黙ってた」




『そりゃ真選組隊士と攘夷浪士が幼馴染みってやばいでしょ』




土方「あー、やばい。でも俺や近藤さんにまで黙っておく必要あるか？」




『別に言う理由も無かった』
真っ直ぐ土方の目を見て言うA




土方「A・・・・・・お前、俺たちに会う前どこで何をしてきた」





『・・・・・何も』




土方「何もってどういうことだ、どこで生まれ育ったとかあんだろ」




『・・・・・どこを言えばいいのか分かんないけどさ』


Aは立ち上がり土方を立たせる



土方「・・・・・」
Aの言葉を待つ土方



『昔の自分の事で明確な事が一つだけあるんだ・・・・・私には何も救えなかった』




その最後の一言はか細く震えていた
怒りなのか悲しみなのかは土方には分からなかった


土方「おい、どういう」



『はーい、終わりー私疲れてるからーじゃ』
土方は部屋の外に出され戸を閉められた



土方「・・・・・どういう事だ・・」




『トシ』



歩いている土方の後ろから追いかけてきたAが声をかける




『桂と繋がりがあった事を黙っていた事は謝る、でも私は真選組を裏切ろうなんか思ったことない、それだけは分かってほしい』


少し俯くAの頭に手を置く土方









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