【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part3.

（悪役で結構てめぇの味方） ページ41

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新八「姉上が幸せになれるなら誰だって構やしないんです、送り出す覚悟はもうできてるんだ、泣きながら赤飯炊く覚悟はできてるんだ、でも」



新八は鼻水を垂らしながら泣いていた



新八「泣いている姉上を見送るなんてマネはまっぴら御免こうむります、姉上にはいつも笑っていてほしいんです」



その言葉を聞き銀時と神楽が歩き出す



神楽「銀ちゃん、アネゴがホントにあのチビ助に惚れてたら私たち完全に悪役アル」



銀時「悪役にゃ慣れてるだろ、新八覚えとけ。俺達ゃ正義の味方でもてめぇのねーちゃんの味方でもねェよ___________てめーの味方だ」


そう言い中に入って行く
そこに土方と沖田もついて行く



土方「言っておくが俺は味方じゃねェぞ、たまたま喧嘩相手が一緒なだけだ」




沖田「ベタじゃない？ベジータ気取りでさァ、あのままさり気なく仲間になるつもりだぜ気をつけな」


新八の横を通り過ぎる際に言い放つ二人




『新八』


Aは新八の横で立ち止まる、新八の泣き顔を見ないように真っ直ぐ前を向いている




新八「A、さん」




『次誰にも相談もしないで突っ走るような事がありゃ、殺す、から』



Aは刀を新八の首元に持っていく




新八「え」

驚きAの方を引きつった顔で見る新八
Aは真っ直ぐ前を見たままだった



『私も味方だから・・・・・私もあんたの仲間でしょうが』

そう言い放ち中へ進んでいったA




新八「銀さんの言うAさん特有のツンデレがわかった気がする・・・」

Aの後ろ姿を見ながら呟く



近藤「Aちゃんは照れ屋さんだからなァ」


新八に近付き肩に手をおく近藤



近藤「この七人なら天下の柳生にも勝てるやもしれん、いくか義弟よ」


新八は涙を拭き冷めた目で近藤を見る



新八「誰が義弟？」



近藤「・・・・・アハ、ハ」







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