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(牙) ページ30

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花火が上がった直後、銀時は出店が並んで居る通りで立ち止まり花火を見ていた


高杉「やっぱり祭りは派手じゃねえとな」



坂田「!!!」

後ろに居るのが高杉だと分かりすぐに木刀を抜こうとするがその手が止まる



高杉「・・・・動くなよ?」

銀時の背後で高杉の刀が当てられていた



高杉「っふ、白夜叉ともあろう者が後ろを取られるとは・・・銀時、てめえ弱くなったか」



坂田「何でてめえがこんな所に居るんだ」



高杉「いいから黙って見ておけ、すこぶる楽しい見世物が始まるぜ」



その直後、爆発音が聞こえそこに居た客達はパニックになり一斉にその場から立ち去っていた


高杉「銀時、俺が鬼兵隊を率いてたのは。そこにサブローって男がいてな?剣はからっきしだが、機械にはめっぽう強い男だった」


天人から国を守る為に戦ったその男も幕府が呆気なく天人に負け幕府の命令により反逆罪として処刑された


坂田「高杉、源外(爺さん)けしかけたのお前か?」


高杉「けしかける?馬鹿言うなよ、立派な牙が見えたんで研いでやっただけの話よぉ、分かるんだよ、俺にもあの爺さんの苦しみが、俺の中でも未だ黒い獣がのたうち回ってるんだ、幕府(奴ら)に同じ苦しみを・・・殺せ殺せって」


坂田「・・・・・・」



高杉「銀時ィ、てめえには聞こえねえのか?いや、聞こえる訳ねえよな?過去から目逸らしてのうのうと生きてるお前に、牙を無くした今のてめえに俺たちの気持ちは分かるまいよ」



地面に血がポタポタと落ちる


高杉「!!!!」


銀時が高杉の刀を鷲掴みにし抑えていた









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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時

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