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(モヒカンにしようか?) ページ1

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山崎「急に容体が悪化したって・・・かなりまずいみたいで、家族の者はそれ相応の覚悟をしておけと医者が・・・・・副長、行ってあげて下さい」


転海屋が取引を行う場所で雨が降る中山崎は土方を説得していた



山崎「こんな時に仕事なんざぁ、それにミツバさんの旦那さんをしょっ引こうなんざ酷です・・・あまりにも。ミツバさんや沖田隊長の気持ちも考えてあげてください」


土方はタバコを吸いながら真っ直ぐ前を見つめていた


山崎「副長が間違った事をしているとは思っていませんよ、転海屋(奴ら)を放っとけばいずれその武器で俺たちの仲間がやられるかも知れない、でも今やる事はこんな事じゃないでしょう?・・・土方さん、あんたの居るべき所は此処じゃないでしょう?」


土方「・・・ふん、俺が薄情だとでも言うつもりか?そうでもねえだろ」
タバコを地面に落とし足で踏みつけ消し言う土方



土方「てめえの嫁さんが死にかけてるってのにこんな所で商売に勤しんでる旦那が居るってんだからよ」
その少し口元を上げ言う土方の目は怒りに満ちていた


山崎「土方さん?」



土方「山崎、お前この事誰にも他言しちゃいねえな?」



山崎「あ、はい」



土方「知ってんのは隊員の中じゃお前と俺だけだ・・・・しまった、あいつも知ってやがった」



山崎「・・・・・え?あいつ?」



土方「いや、何でもねえ、じゃ引き続きこの件は極秘扱いってことで頼むぜ」
そう言うと土方は一人でさっさと歩いて行く



山崎「え、副長、あんたまさか!?副長ぉぉぉぉ!!!」
山崎が止めるもその言葉を聞かず土方の姿は見えなくなった



山崎「・・・・早く、局長に知らせないと!」
病院へ急ぐ山崎に影から手が伸びてきて山崎はコンテナとコンテナの間に引きずり込まれた


山崎「!!!」
声を出そうにも後ろから山崎の口に手が覆われ発せなかった、すると耳元から聞き慣れた声が山崎に入ってきた









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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時

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