(気になるのは初恋のあの人) ページ36
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A、銀時、沖田兄弟は何だかんだ夜まで一緒に江戸を周りミツバを自宅へ届けていた
沖田「今日は楽しかったです」
ミツバ「総ちゃん、いろいろありがとう」
沖田「今日くらいうちの屯所に泊まればいいのに、何も婚約者の家に泊まらなくても・・・」
ミツバ「ごめんなさい、こちらで色々やらなければいけない事があって・・・Aさんも坂田さんも今日は色々付き合ってくれてありがとうございました」
『いいえ』
坂田「あー気にすんな」
沖田「じゃあ、姉上ここで、先に入ってください」
ミツバ「・・・・・あの、総ちゃん」
婚約者の家に入ろうと戸を押そうとした手をミツバは止めた
ミツバ「・・・・あの、
すると沖田の顔は先程のにこやかな顔から笑みが消えた
沖田「・・・・・・野郎とは会わせませんぜ、今朝方も何も言わずに仕事に出て行きやがった」
Aたちに背を向け歩き出した沖田
沖田「・・・薄情な野郎でィ」
『・・・・・・・』
いつもとは違う様子にAは目を細め沖田を見ていた
ミツバ「・・・・・仕事、相変わらずみたい、ね」
坂田「おいおい・・・勝手に巻き込んどいて勝手に帰っちまったよ、おい」
ミツバ「ごめんなさい、わがままな子で・・・私の所為なんです、幼くして両親を亡くしたあの子に寂しい思いをさせまいと甘やかして育てたから・・・身勝手で頑固で負けず嫌いで・・・そんなんだから昔からいつも独りぼっち。近藤さんに出会わなければどうなっていたか」
坂田「『・・・・・・』」
ミツバ「今でもまだ怖いんです、あの子ちゃんとしてるのかって・・・・本当はあなた達もお友達なんかじゃないんでしょ?」
坂田「あいつがちゃんとしてるかって?んなもんしてる訳ないでしょ、仕事サボるわ、Sに目覚めるわ、不祥事起こすわ、Sに目覚めるわ、一体どういう教育をしたらああなるんですかぁ、友達くらいしっかり選ばねえといけないよ?俺みたいなのと付き合ってたらろくな事にならねえぜ、お宅の子」
『本当そうですよ、ミツバさん、こんなんと付き合ってたらもっと駄目になる』
坂田「おぉぉぉいA、どっいう意味だっこの野郎!しかもさらっと部下の姉上に失礼な事言ってんぞ!」
『ありのままの沖田をミツバさんに伝えたまで』
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あられ(プロフ) - 自己満者さん» 何度もありがとうございます!!頑張りますっこれからもよろしくお願いします!! (2019年8月16日 9時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
自己満者 - 二回目ですが、面白いです!これからも頑張ってください!! (2019年8月15日 14時) (レス) id: 9410d5fd3f (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - 雨散さん» コメントありがとうございます!ツンがほとんどですがwwこれからもよろしくお願いします! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - ツンデレ神!更新頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - 沖神&仔攘夷を守る系女子さん» ありがとうございます!!!めっちゃ嬉しいです!ゆるーい小説ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年6月3日 17時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ | 作成日時:2018年5月10日 18時