検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:87 hit

入学 ページ2

「おはよー」

『おはよう』

「今日から高校生だな」

そう言って笑うのは私の彼氏である千切豹馬

私たちは今日から羅古捨実業、通称羅実高校に入学する。

「サッカー部どんなやつがいるかなー」

『強豪校って言うぐらいだし強い人たちはいっぱいいそうだけどね』

「まぁどんなに上手くても俺が全員ブチ抜くけど」

『…言うと思った』

相変わらず自信満々な豹馬を見て思わず笑みがこぼれた

「何、笑ってんだよ
 世界一になるのは俺だ!」

「とりあえず羅実で名をあげないとなー」

そう言いながら真剣な顔で計画を立てる豹馬は誰よりも輝いて見えた

「そういえばAは部活どうすんの?」

『どうしよっかなー』

「…嫌かもだけどさ俺、サッカー部で待ってるから」

普段わがままな豹馬が私に気遣ってるのがわかって少し心が傷んだ

『うん。考えてみるね。』

そういったときの私の笑顔は誰から見てもぎこちなかっただろう

「おう!俺が世界一までつれてってやる!」

『当たり前でしょ、埋もれないでよ。』

(豹馬はあの日交わした約束を忘れないでいてくれてる

 私のサッカー人生が終わったあの日のことを)

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:ブルーロック , 千切豹馬   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リナ | 作成日時:2024年4月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。