。。番外編。。 卯月アモル様リクエスト ページ19
きゃっきゃっ、とはしゃぐ子供たち。
可愛すぎてビデオカメラを離せない。自然と口角も上がってしまう。
其れは中也も一緒である。
「デレデレしちゃって。いい歳してるんだから気持ち悪いよ?」
「其れ旦那に云うか?」
「云っても中也怒らないじゃん。あと、好きだから問題無し」
「(意味不明だけど可愛いから赦す)」
中也と私は久し振りの休日。故に、子供たちとピクニックに来ている。
何時もは忙しくて相手をしてあげられず、淋しい想いをさせてしまっていた。其のお詫びとして、だ。
「首領脅して無理矢理休み貰った甲斐が有ったな」
「人聞き悪いな〜。
「ママもパパも、はやく来てー!」
「はやくはやくー!」
子供たちに呼ばれたならば急いで行かなければ、そう思い走って二人の元へ。
二人は無邪気な子供其のもので、流石に私も疲れてしまう。
「大丈夫か?」
「うん」
「無理すンなよ」
「そんなに心配しなくて大丈夫」
でも中也は心配性で、愉しく遊び回る二人に休憩するように声を掛けた。
「時間も良いし、飯食うか」
「食べるー!」
「虹架お腹ペコペコ〜!」
「ふふっ。直ぐ出すから一寸待ってね」
早朝に沢山の愛情を込めて作ったご飯を、三人は美味しい美味しいと食べてくれた。
ご飯を食べて眠くなったのか、優雨も虹架もシートの上で眠りこけてしまった。仲良く、手を繋いで。
「ふふ、可愛い♪」
「そうだな。…………休日に、こんな事出来ると思ってなかった」
「?」
「『家族らしいこと』を、俺が出来ると思わなかったんだ。だから、Aには凄ェ感謝してる」
「其れは私もだよ。ありがとね」
「ん〜……ママぁ、パパぁ…」
「だぁい好きぃ……♪……ふわぁふ…」
「果てしなく可愛いんだけど如何しよう」
「録音した」
「流石」
すると突然、ん、と中也が手を出した。事を察し、其の手に自身の手を重ねる。
そして、二人の様に寝転び、眠りに就いた。
陽の暖かな、午後の事。
.
卯月アモル様から、「家族でほのぼの」でした!
ほのぼのがどんなのか分からず、こんな感じになっちゃいました^^;
リクエスト有難う御座いました!!┏○┓
何か御座いましたら、コメントまで!↓↓↓
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杏 - ずっと前から拝見させていただいてます。これ以上の裏切り小説はないと思います。本当に、こんなに素晴らしい作品を作ってくださりありがとうございました。 (2018年10月2日 23時) (レス) id: 636a061378 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - ゆうさん» リクエストを書くのが遅くてすみません。他の方に頂いたリクエストも執筆中でして、決してそういう訳ではないのでご安心下さい。出来るだけ早く書けるように努力します (2018年9月28日 2時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 前にゆったリクエスト無理でしたら書かなくていいですよ。 (2018年9月5日 22時) (レス) id: 07f01030e1 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - minoriz1222さん» コメントありがとうございます!!こんな長い話を読んで頂けて、嬉しい限りです。未だスランプ状態で、読者の皆様には大変申し訳ないです……。ですが皆様を待たせるわけにはいきませんので、これからも頑張ります。ありがとうございます! (2018年6月23日 4時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
minoriz1222(プロフ) - この話、1から全て見させて頂きました!少し悲しくなり、涙がポタリと落ちたりもしてしまいましたし、つい、楽しくてクスリと笑ってしまうことも度々ありました。この作品は面白くて大好きです。スランプ大丈夫ですか?更新は無理をせず、頑張って下さい応援しています (2018年5月19日 23時) (レス) id: 5a14873d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バンビ | 作成日時:2017年7月27日 13時