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水の跳ねる音を訊き乍ら、自分の躰を湯に沈めた。




嗚呼、気持ちいい。





私は姐さんの誘いを断る事無く、共に露天風呂に這入る事にした。他にも、エリスちゃん、樋口さん、銀ちゃんも居た。女性陣全員這入るようだ。






「名前…」


「はい、如何かしましたか?」


「お主の訓練の傷、痛々しいのう。」






姐さんが私の躰を見て云った。あはは、と私は苦笑い。




私自身、余り気にしていない。此れ()は私が頑張ったという証だから。







「気にしてないので大丈夫です。」


「中也も手加減位してやれば善いものを……」


「私が厳しくして欲しいとお願いしてるんです。」


「じゃがのう、名前は女なのだから自分の躰を大切にするんじゃよ?」


「善処します。」







そう云うと、姐さんは少し納得がいかなそうな顔をした。




ちゃんと気を付けますから、と云った。姐さんは渋々といった感じに納得した様だった。話題を変える可く、矢っ張り銀ちゃん可愛いですね!、と銀ちゃんを見た。




お風呂に這入っているからだろう、面頬を外し、髪を下ろしている。大和撫子という言葉がピッタリだ。




当の銀ちゃんは頬を赤く染めていた。名前ちゃんの方が可愛いですよ…、と照れ臭そうに小さく云った。




非常に可愛い。







「名前ちゃんは何方かと云うと綺麗系ですよね。可愛い処も有りますけど。というか、胸結構有りますよね。」


「ひ、樋口さん!?何云ってるんですか?!」


「確かに。大きい方じゃのう。」


「姐さん迄!!」







姐さんと樋口さんが胸を見て来るものだから、タオルでさっと隠す。



だが其れも剥がされてしまい、無意味に成った。そして、二人して触って来るのだ。







「姐さん、樋口さっ、やめ、…ん、」


「柔らかいのう。」


「ですね。」


「ちょ、ぁ…ちょっと!!」






私は強引に二人を離した。立ち上がり、もう上がります!、と出て行った。




素早く浴衣に着替え、一人、部屋へと戻った。

。。3→←番外編 。。流彼様 リクエスト



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バンビ(プロフ) - ぬうさん» いえいえ! (2017年4月5日 17時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - ありがとうございます! (2017年4月5日 16時) (レス) id: 16fdde5e77 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - ぬうさん» 矢印を押してからアルファベットを打ったら出来ると思います! (2017年4月5日 14時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう - あの、パスワード認証の大文字の打ち方がわかりません。どうするんですか? (2017年4月5日 14時) (レス) id: 16fdde5e77 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - アオアオさん» コメントありがとうございます!!祝いの言葉まで!次も頑張って書きます! (2017年2月15日 21時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2017年1月31日 21時

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