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雨が164粒。 ページ31

謝る、ねぇ。無理だよ、水嶋名前はもうこの世に存在していない事に成ってるんだから。





「殺せんせー、彼女に謝るのは無理です。皆も謝ろうと思っているのかもしれないけど。」


「何故そのような事が…」


「死んでるんですよ、水嶋さん。」






顔を上げ、目を見開く者達。




本当に死んでるんだよ?皆の知ってる水嶋名前はもう居ないもの。



私は、気になって調べたんです、と話し始めた。





数ヶ月前、彼女は亡くなったようです。自 殺だったと聞きました。銃で顳かみを一発。



中学生が銃を入手するなんて無理だと思われていたのですが、ポートマフィアから買い取ったようです。



それも有ったからですが、遺書も残っていました。



其処には、





『もう、この世にいる意味が無い。生きているのが辛い。両親の処に逝く。』





と記してました。



結果、水嶋さんは自 殺と処理されました。






「だから、謝ったって無意味なんですよ。」


「名前お前、よく調べれたな。」


「佐々木さんに教えて貰いました。中也さんも知ってますよね?両親の事で…」


「…嗚呼、彼の人には世話に成ったからな。」






佐々木さんなんて本当は居ないけれど、中也さんほ上手く乗ってくれた。



佐々木さんは両親の件でお世話に成ったという事にしておこう。





「水嶋さんを死に追いやったのは、紛れも無くE組です。藤本さんに騙されていたからって、イジメた事に変わり有りません。貴方達が水嶋さんを殺したんですよ。」






死んだ、死んだの、水嶋名前は。



仲間に、恋人に、先生に殺されたの。





「死んだ…?嘘だ…」




そう呟いたのは赤羽君だった。





「本当だよ。カルマ、前に私が云った事覚えてる?……水嶋さんが本当にやったのなら彼女が最低だけど、そうじゃなかったら皆の方が最低だね。嗚呼、実際最低か。」





まぁ、一番は藤本だけどさ。皆も相当だよね。



あの時の事を思い出すだけで胸が痛むよ。






「あ、皆此処から離れて貰っていいかな?藤本さんと話したいの。」


「は?!お前莫迦か?!また何かされるかもしれねェだろ。」


「大丈夫ですよ、中也さん。人は皆、根はいいと思うんです。藤本さんも、皆も。」


「判ったよ。では、私が皆を外に出そう。」






答えたのは中也さんではなく、太宰さんだった。



中也さんは彼を睨み乍らも、暗い表情の皆を外に出してくれた。

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ベベンべエエェェ - 何か自分が恥ずかしいデス… (2021年9月14日 21時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - 私誰かが憎しんでる顔とか、絶望してる顔大好きなんですよね…何時の間にかドエスになってたり… (2021年9月14日 21時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
永眠(プロフ) - あの、すみません。この次の小説にパスワードが着いていて、書かれてある通りに打ったり、コメントでみたパスワードを書いたんですけど、開けなくて。どうしたらいいですか? (2020年7月8日 13時) (レス) id: b1f570929b (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - 零魔さん» コメントありがとう!!そう言って頂けて、嬉しい限りです!ありがとうございます! (2018年3月16日 9時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
零魔 - 凄い! (2018年3月15日 22時) (レス) id: 8e0c5fded6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2016年12月29日 14時

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