110 修行と条件 ページ15
激しく竹刀がぶつかる中で、時透の指導が入る。
時透「ほら、もっと速く踏み込む」
『はい!』
ダンッと力強く踏み込み
バシンッ!
時透の竹刀を弾いた
時透「うん、前より速くなってる。次からはもっと筋肉の動き意識して。じゃあ休憩」
『はいっありがとうございます!』
Aは時透と打ち込み稽古をしている。
数日前のあの発言にAと悲鳴嶼は驚いた。時透が人に物を教える様な事など絶対しないと思ったからだ。
Aもつい確認したが
時透「嘘でこんなこと言うわけないだろ。僕だって柱なんだから指導くらい出来る」
『で、でも…』
時透「…他の柱は良くて僕はダメなの?」ムスゥ
『! そんな事ないです!嬉しいです』
時透「じゃあ明日から始めるから、今やってる修行中止ね」
『……へ?』
時透「僕が修行付き合うんだよ。他の柱(男)の所行く暇なんて与えないから」
『(何か意味が違って聞こえた!(汗))』
悲鳴「嗚呼…あの時透が…愛の力は偉大だな」ジャリジャリ
『いや感動してないで止めて下さい!!』
そして今に至る。
『(あの後大変だったなぁ…宇髄様に手紙出して、蝶屋敷の皆に無一郎さんのこと話して…)』
説得して悲鳴嶼の修行は一人でもできるので許可が下りたが、宇髄の方はダメの一点張りだった。なので謝罪も合わせて報告をした。
『(まあ怒るどころか楽しんでる風な返事来たけど…)』
その後に蝶屋敷の住人に事の経緯を話した。きよ達は勿論だが、カナヲでさえも目を見開いて驚いていた。
そして胡蝶に時透との修行の許可ももらった_ある条件付きで
『ふぅ…今日は暑いなぁ』
そんな事を思い出しながら壁にもたれて座った。隣に時透も座る。
ピトッ
肩が密着するのでAは距離を取るが、それに合わせて時透も移動する。
時透「何で離れるの?」
『だ、だって近いし…暑いし…』
時透「ふーん」
グイッ
『!?』
時透がAの顔を両手で挟み向い合わせた
『えっ?ちょっ何してッ』
時透「熱いんでしょ?熱あるか診てあげる」
『そっちのアツいじゃないです!』
時透「その割に顔赤いよ」
『ッ〜!』
そのまま顔を近づけ……ようとした
胡蝶「もしもーし時透さん。何してるんですか?(^^)」
『しのぶさんッ!』
時透「……熱計ろうとしただけです」
胡蝶「でしたら体温計を借りればいいでしょ?
ここは蝶屋敷ですから」
__時透との修行は蝶屋敷でのみ許す
胡蝶が出した条件はコレである
251人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪花菜 - 優衣さん» 私もパンケーキ好きです🥰原作で出てた時は驚きました❗大正にもあったんだと😲次回は夢主ちゃんの方、お楽しみに🎵 (3月16日 10時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - パンケーキ作るんだ〜✨私、パンケーキ大好きです🥞あれ料理の音じゃない((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル無一郎大丈夫かな😣続き楽しみにしてます✨ (3月15日 22時) (レス) @page48 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - 優衣さん» 無一郎くんの料理の腕前💪良いか😍悪いか😨次回お楽しみに❗ (3月14日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎が料理!不安しかない😭💔でも、蜜璃ちゃんの言うとおり料理は愛情があれば大丈夫✨無一郎頑張れq(*・ω・*)pファイト!続きめっちゃ楽しみです✨ (3月14日 15時) (レス) @page47 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんが修行中止で喜ぶわけない!続き楽しみにしてます✨ (3月13日 22時) (レス) @page46 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年11月3日 12時