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90 残った者達の会話 ページ43

伊黒「時透、しっかりしろ。正気に戻れ」

時透の肩を掴み揺らす伊黒。

時透「…」ポッケーー

煉獄「いかん!あまりの事にショックを禁じえないようだ!時透、戻ってこい!!」

伊黒「煉獄…おそらく、いや確実にお前が思ってるのとは真逆の意味で固まっているから安心しろ」

煉獄「む?どういうことだ?」

不死「ハァ…ったく埒があかねェ。
悲鳴嶼さん、悪ィがアレやってくれ」

悲鳴「相分かった」


パァァァァン ビリビリビリ

時透「!!」

悲鳴嶼の合いの手で時透はハッとした。

悲鳴「時透…どうかしたのか?」

時透「…悲鳴嶼さん。Aは今、悲鳴嶼さんの所にいるの?」

悲鳴「?…いや、今日は私の所には来ていない……
おそらく蝶屋敷か…もしく(ダッ!)っ!」

タッタッタッタッ

走って去っていった時透の背中を見送る四人。

悲鳴「時透は一体、どうしたのだ?」

伊黒「今から説明します。実は…」


悲鳴嶼は話を聞いて驚き、猛省しだした。

悲鳴「まさか、四宮の話していた隊士が、時透のことだったとは……私は告げ口のような真似をしてしまったのか…」

伊黒「いや、他人に露ほども興味がない時透と、恐怖対象として避けていた四宮がそんな事になっているなど、流石の悲鳴嶼さんも気付くのは無理でしょう」

煉獄「悲鳴嶼殿は二人の事を知らなかったのだから仕方がない!俺など事情を知った上で勘違いをしてしまったからな!穴があったら入りたい!!」

伊黒「しかし未だに信じられん。四宮が時透に恋心など…時透の話を聞く限り、惚れる様な行動などほとんど無いだろう。アイツの恋愛観は理解できん」

不死「(俺はお前があのアホ女に惚れてんのも理解できねェけどな…)」

煉獄「まあ恋愛の形は人それぞれだ!それに、四宮にしか見せない時透の一面もきっとあったのだろう!」

悲鳴「…………」

不死「どうしたァ悲鳴嶼さん?まだ気にしてるんすかァ?」

悲鳴「それもあるが……時透に最後伝えられなかったことがあってな」

不死「ん?あーそういやァさっき途中まで何か言いかけてたなァ。それがどうかしたんすか?」

悲鳴「四宮は、蝶屋敷かもしくは、


宇髄の所にいると思われる」


「「「……ん?」」」

悲鳴「四宮は宇髄の所でも修行している…そもそも私の所へ四宮を導いたのも宇髄だからな」ジャリジャリ

不死「…」
伊黒「…」
煉獄「成程。では、下手をするとすれ違いか!」


悲鳴「時透、四宮、すまない……南無阿弥陀仏」

91 元忍との鍛練→←89 衝撃発言連発



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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時

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