89 衝撃発言連発 ページ42
煉獄「ある隊士?」
悲鳴「あぁ…修行の理由を聞くと、四宮が約束をしたと…
その隊士のことを守ると…そして、その隊士も四宮を守ると言ったらしい」
時透「!」
不・伊「「?」」
悲鳴「だが、四宮が言うには、自分とその隊士は天と地ほど実力に差があるらしい…だから、少しでも強くなり、その隊士に頼られるよう、守れるようになりたいと…
あれ程の才があるあの子に、そこまで言わしめる隊士がいることにも驚きだが、その隊士のためにあそこまで努力ができる四宮にも驚いた…
余程その隊士を想っているのだろうな…」ジャリジャリ
時透「…っ」
不死「(おいィ…)」
伊黒「(まさか…)」
煉獄「なんと!四宮に今そのような相手が!?悲鳴嶼殿、それはどんな隊士だろうか!?」
不・伊「「(コイツ全ッ然気付いてねェな・ないな)」」
二人は煉獄の発言にため息が出そうになった。
悲鳴「うむ…その隊士については、教えてもらっていない……だが、四宮にとって特別な存在なのは間違いない」
煉獄「よもや!それはつまり、恋情を抱いているということでしょうか!?」
伊黒「落ち着け煉獄。恋情を抱くも何も四宮は恋愛にトラウマがあるのを忘れたのか?」
煉獄「はっ!そうだったな!すまない、取り乱した」
悲鳴「…恋愛にトラウマ?…四宮がか?」
不死「どうかしたんすかァ?」
悲鳴「いや…私が思うには、四宮はその隊士に、
ほのかな恋心を抱いているように見えたのだ」
時透「!?」
不死「はァ!?」
伊黒「!?」
煉獄「よもや!?」
悲鳴「それから、四宮はこうも言っていた…」
"私、昔のことをずっと引きずって、その人にちゃんと向き合えていないんです。それを克服するためにも前に進みたいんです…もう目の前で大事な人を奪われたくないんです"
悲鳴「もしや、そのトラウマというのは、過去に好いた相手を殺されたのか?」
伊黒「…そうです」
悲鳴「そうか…では四宮は今そのトラウマと向き合い、己の殻を破ろうとしているのか…南無」ジャリジャリ
煉獄「うーむ、いい心掛けだが…まずいな!このままトラウマを克服すれば、四宮はその隊士に告白するやもしれん!」
不死「煉獄ゥ…お前まだ気付かねェのかよ(汗)」
煉獄「む?何がだ?」
伊黒「四宮がそのような事を行っているのは、全部コイ……
おい時透?」
時透「…」ポカーーン
いろんな衝撃発言に時透は、大きな目をさらに大きく見開き固まっていた。
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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時