70 ド派手に予想 ページ23
Aは現在あるお屋敷に来ていた。
『………という感じです』
宇髄「おいおい滅茶苦茶ド派手な展開になってんじゃねぇか。もっと早く報告しに来いよ」
『あんな手紙貰って報告したいと思う人がいますか!?』
宇髄「でもこうやって話しに来たっつうことは相当参ってんだな」
『……もう頼れるのは貴方しかいないんです(泣)』
Aは悩んだ末、宇髄に相談することを決めた。手紙を送ったらすぐに返事が来て今に至る。
宇髄「確かに柱でお前らの事情知ってて、四宮に味方するのはいなさそうだな。てかもう甘露寺とかは時透に協力してると思うぞ」
『え"』
宇髄「時透のそのド派手な行動なくなったの、多分甘露寺の入れ知恵じゃねぇか?でなきゃアイツが自分の行動改めるなんてしねぇだろ」
『嘘…』
時透に最強の味方がついていることにショックを受けるA。
宇髄「まぁ、恋愛経験なんて無ぇ時透には甘露寺が味方なくらいが丁度良いだろ」
『甘露寺さんが味方ってことは必然的に伊黒様も向こう側じゃないですか〜(泣)』
宇髄「地味にしょげるんじゃねぇよ。あくまで予想だ予想」
『…宇髄様のこういう予想は当たると信じてます。私と無一郎さんのこと全部当ててましたし』
それに引きかえAは不死川でさえ予想できた時透の嫉妬心でさえ気付けなかった。
『もう私本当にポンコツです…』
宇髄「………ならもう一つド派手に言い当ててやろうか?」
『?、何をですか?』
宇髄は笑みを浮かべて言った。
宇髄「四宮お前……
時透のこと恐怖対象じゃなくなってるだろ」
『……はい…たぶん』
今までは時透の瞳を見るたびに、1年前のあの出来事が脳裏をよぎっていた。だが今は…
『(全然思い出さなくなったんだよね…いつの間にか)
表情は変わらないけど…彼の色んな面を知れましたから…
でも正直…あまり自信はないです。克服するって決めてからそんなに経ってないし…』
宇髄「別におかしくはねぇだろ。お前は時透の恐怖心なくそうとしてた、で時透はお前を惚れさせようとしてた。要は相乗効果ってやつだろ、派手にな!」
『…少し前なら素直に喜べたんですけどね』
宇髄「……なぁ四宮、お前本当に時透に恋愛感情持ってねぇのか?」
『…え?』
宇髄「これも俺の予想だが、お前……
時透のこと好きになりかけてるだろ」
『………!?』
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雪花菜 - 続編お祝いコメントありがとうございます😊三作目も楽しんで読んでもらえるように頑張りますね!! (11月3日 7時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 続編決定、おめでとうございます🎉続きがすごく楽しみです✨これからも頑張ってください😊 (11月2日 22時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 続き、楽しみにしていますね! (11月2日 20時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» こっちでもコメントありがとうございます!😆本当に嬉しいです! (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - いつも更新を楽しみにして下さりありがとうございます❗次の更新ですが、"お知らせ"になりますので本編の続きは少し待って下さい😣すみませんがよろしくお願いします🙏 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年8月8日 20時