44 ド派手な考察 ページ45
三人は暫くして落ち着きを取り戻す。
宇髄「……で、お前は何で時透がそんな事したのか解らないと？」
宇髄の言葉に頷くA。
そんなAを見て宇髄は大きくため息をつく。
宇髄「んなもん考えるまでもねぇだろ。
お前に惚れてんだよ、ド派手に」
『いや、私はそれ以外の理由を知りたいんです！』
宇髄「いやそれ以外の理由なんてあるわけねぇだろ。よーく考えてみろ、あの時透だぞ。鬼狩りと鍛練しか興味なくて、同じ柱の俺らにすら地味に関わろうとしてねぇアイツが、お前とは派手に馴れ合ってるなんて、それしかねーだろ」
『だから、無一郎さんが私と関わってくれるのは合同任務に支障をきたさないためであって…』
宇髄「お前ってなんで俺より分析能力 地味に高けーくせに、ソッチ方面はポンコツなんだよ。合同任務のためじゃなくて、お前に惚れてるからって考えれば、アイツの今までの行動も接吻についてもド派手に説明つくだろ」
『っ…』
宇髄に論破されてしまい、Aは言葉に詰まる。
確かに宇髄の言う通り、今までの時透の行動は合同任務のためでなく恋愛感情からのものだとしても違和感はない。それを決定付けたのが、あの接吻である。あれは合同任務のためではないことはAだって解っている。
『(だけど…)何で私に惚れるんですか？』
宇髄「あぁ？」
『私、彼にはずっと失礼なことしてきたんですよ。勝手に怖がって避け続けて…今だって彼への恐怖心はあります。そんな女のどこを好きになるんですか？』
宇髄「そりゃあ、お前、顔じゃね？」
『………』 不死「………」
宇髄「おい、その汚物を見るみてーな目やめろ。一応地味に褒めてんだぞ。不死川テメェもやめろ！てかお前もなんか言えや！」
不死「誰のせいだと思ってんだァア!!」
不死川は店から手拭いを借りて顔や服を拭いていたので聞く側になっていた。
不死「他人の色恋なんか知るかァ、つーかこういうのは胡蝶とかに相談しろやァ」
『それはダメです!!!』
急に大きな声を上げるAに不死川と宇髄は目を丸くする。
『もし、このことをしのぶさんに話したら無一郎さんの身が危ないですっ！』
不死「あァ？」
宇髄「どういうことだ、そりゃあ？」
『………実は昔』
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橘 - うわ〜！無一郎がついに、ついに告白を〜！ (1月7日 5時) (
レス) @page49 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - まちゃむんさん» ありがとうございます！お陰様で続編も殿堂入りしました✨ホントに皆さんに感謝です😭 (11月1日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃむん(プロフ) - すいません、こっちでしたね、殿堂入りおめでとうございました🥺続編もあと一票、イケるイケる♡ (11月1日 14時) (レス) id: 8b24830e41 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎が告白した〜❗これから夢主ちゃんと無一郎がどうなるのかすごく気になります❗ (8月9日 23時) (レス) @page50 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - salomeさん» 初めまして！いつもなんてとても光栄です。今後の展開も頑張ります!! (8月7日 21時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年7月14日 19時
