最高かよ。ごじゅーなな ページ39
夢主side
『…は〜!太宰さん遅い!暇!』
敦「うーん、何かあったのかな……?」
私と敦くんは太宰さんの指示通りに待ち合わせ場所へと到着していた。
そしてかれこれ15分は太宰さんを待っている。
『うわぁん…こんな事ならもっと紅葉さん拝んどけば良かった…』
敦「拝む…!?」
すると背後から「待たせたかな」と声が聞こえた。
『もう!おっっっそいですよ太宰さ…………………
………ッ!?』
フ「金と優秀な部下を持つを持つ者にとっての強敵は暇だ
こればかりは金でも異能でもどうにもならん」
私はぶわっと汗をかく。
『…そうだったよ忘れてたよ畜生…文ストもっと見とけば良かった…』
其処に立っていたのは______
_______組合の長、フィッツジェラルドだった。
敦くんと私は即座に臨戦体制を取る。
フ「…ありきたりな反応だな」
敦「ッ!?」
臨戦体制を取った筈の私達はフイッツジェラルドに背後を取られていた。
敦くんはすかさずフィッツジェラルドに虎の拳をぶつける。
フ「これもつまらん」
だが軽々しくそれを止められてしまった。
敦くんの骨が力強く握られ、骨が砕ける痛々しい音が響く。
敦「ぐぁ…ッ!」
『…異能力[ストレイドッグス]
太宰治____[人間失格]!』
私はフィッツジェラルドの腕を掴もうとする。
フ「遅いな」
私が腕に触れる前にフイッツジェラルドは私の鳩尾を力一杯蹴った。
『…が…!!』
私は後方に吹き飛び、そのまま瓦礫に激突する。
瓦礫が音を立てて崩れた。
敦「Aちゃん!!!!」
敦くんが此方に駆け寄ろうとした時、フィッツジェラルドは敦くんを勢い良く殴った。
敦「あ"っ…ぐ…」
敦くんが床に激突し、静止した。
『…っ………敦く…』
そう云って私が倒れかけた時、フィッツジェラルドがガッと私の髪を掴んだ。
『…っ
…組合の長は女にも容赦が無いんですね
あーやだやだ外国って怖い』
私はフィッツジェラルドを笑いながら睨み付ける。
フ「その強気な態度、10万ドルの価値はある
…だが我々が君達に懸けた懸賞金は70億に120億だ
その程度の実力では買えんな
さあ、一緒に来てもらおう」
そしてフィッツジェラルドが私と敦くんを掴んで歩き出そうとした瞬間。
「待って」
____そう、可憐でありながらも凛とした声が響いた。
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柳月俐蓮(プロフ) - いい遅れましたがすごく面白いです (2023年3月5日 22時) (レス) id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
柳月俐蓮(プロフ) - リクエストで織田作やジイドだけでも良いので死者と全キャラ達が文ストワンのお花見みたくゆるく平和に楽しく過ごしてるところと交換留学生のように別組織に一時派遣を各組織してのやり取りがみたいです。お願いします (2023年3月5日 22時) (レス) @page8 id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
hikage(プロフ) - リクエストでポートマフィアと探偵社のお茶会お願いします。 (2023年2月19日 21時) (レス) @page13 id: 7b939c23ea (このIDを非表示/違反報告)
はなね - ありがとうございます! (2022年7月4日 22時) (レス) @page48 id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - はなねさん» リクエスト承りました!確実に夢主ちゃん無双ですね…w運動会、是非とも書かせて頂きます! (2022年6月21日 22時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろ。 | 作成日時:2022年5月25日 22時