続き-3 ページ37
夢主side
『………………わお』
其処で私が目にしたもの。
それは_____
敦くんのスマホに写る私と太宰さん。
_____と、横でピースする太宰さんに憑いたオーブ、骸骨、透けた手に黒い手…その他諸々。
驚く私に敦くんが震えながら説明してくれる。
敦「こ…これ、加工ですよね?って乱歩さんに聞いたんだけど…
……本物だって」
『…ちょいまち』
私はグー●ルを開く。
そしてあのサイトをついついとスクロールして見ていく。
『…………あっ』
私は震えながら敦くんにスマホの画面を見せる。
敦「…【注意!】☆この祠にお札を貼る時は2回手を合わせないと其処に居る人の中で一番多くの人に恨まれている人が霊に呪われるよ☆」
敦くんと私はギギギ…と太宰さんの方を向く。
太「ココハヨミノクニ…ニジイロノゾウリムシダァッッ!!」
『はいもう中止だねこれはうん。
其処神社だしお祓いして貰お。』
敦「そうだね、これはもう手遅れになる前に早くしないと…
…いやもう手遅れだね多分」
ーーーーーーーーーー
その後某ハッピーキノコ状態の太宰さんを国木田さんが手刀で気絶させ、そのまま太宰さんを神社に連れて行った。
神主さんは「ああ、よく居るんですよね、此処で呪われてる人。」と云い、快くお祓いをしてくれた。
何故か途中「此処まで恨まれてる人初めて見たかもしれない…」と頭を抱えていた。
同情する。神主さんに。
無事お祓いも終了し、太宰さんがぴょいっと起き上がった。
太「あれ?私Aちゃんと写真を撮ってた筈なのだけど…」
『ふふっ、忘れて下さい!』
私は圧をかけてにっこりとした。
太宰さんは「うん…?」と云った。
私と敦くんは写真を速攻で削除した。
神主さんにお礼のお金を渡し、私達は帰り始める。
敦「…僕肝試し行ってないのにかつてこれ程までに無いくらい涼しくなりました…」
敦くんがぽつりとそう云う。
国「嗚呼…俺もだ」
国木田さんは未だマナーモード状態である。
与「あの骸骨を見たら妾も骨が見たくなってきたねェ…
…A、怪我は無いかい?」
『ありません!!!』
与「ちっ」
太「私ったら幽霊にもモテちゃうのかぁ、いや〜困った困った!」
国「黙れこのド阿呆!!!!!」
太「あだぁっ!?!?」
そんな光景を見て私はこう思った。
_____肝試し…二度としない。
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柳月俐蓮(プロフ) - いい遅れましたがすごく面白いです (2023年3月5日 22時) (レス) id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
柳月俐蓮(プロフ) - リクエストで織田作やジイドだけでも良いので死者と全キャラ達が文ストワンのお花見みたくゆるく平和に楽しく過ごしてるところと交換留学生のように別組織に一時派遣を各組織してのやり取りがみたいです。お願いします (2023年3月5日 22時) (レス) @page8 id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
hikage(プロフ) - リクエストでポートマフィアと探偵社のお茶会お願いします。 (2023年2月19日 21時) (レス) @page13 id: 7b939c23ea (このIDを非表示/違反報告)
はなね - ありがとうございます! (2022年7月4日 22時) (レス) @page48 id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - はなねさん» リクエスト承りました!確実に夢主ちゃん無双ですね…w運動会、是非とも書かせて頂きます! (2022年6月21日 22時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろ。 | 作成日時:2022年5月25日 22時