続き-2 ページ32
夢主side
あれから私は探偵社で事情聴取をされていた。
国「それで、Aはどうやって誘拐されたのだ?」
『え〜?
判りませんよ、気付いたら彼処に居ましたもん』
私は唇を尖らせる。
太「彼処に来る前、Aちゃんに何か変な事は無かった?」
『変な事………
あっ、いつも道の周りに居る人達がみーんな居なかった事ですか?』
国「いや確実にそれだろう」
太「いやいや何で気付かなかったの?」
『いや…皆私の事避けてるのかな、私そんなに酷い見た目か?なんか臭い?臭いか私??…って思ってSAN値削られながら歩いてたんですけど…』
敦「悲しッ!?」
そんな私を慰める様に太宰さんは私の肩にポンと手を置いた。
太「安心してよ!Aちゃんはうちのボディソープ使って……ぐふぉ!?」
『その慰め方はやめろ誤解される』
私は太宰さんが云い終わる寸前でラリアットを決めた。久しぶりラリアット元気だった?(何云ってんだこいつ)
国「で、その後は?」
『その後…………あ、なんかけむたいなって思いながら咳き込んでたら気ぃ失ってました』
敦「すぅっ……………
…………危!!機!!感!!は!?!?!?」
『………すみません!!!!!!!!』
乱「……けむたい、か……昏睡ガスかな?」
『ぽいですね〜…いやぁ何処かでサンマ焼いてるのかと……』
賢「サンマ美味しいですよね!」
『ね!』
ほのぼのとしたムードの中、国木田さんは嘆いた。
国「おい!!その危機感の無さを何とかしろ!!!!」
『………てへぺろ☆』
国「判った、反省文5枚提出だ」
『ちょちょちょ』
私は焦る。
『で……でもですよ!?!?
仮にも私被害者ですし!!
結局何の為に誘拐されたのかよく判らなかったですし!!!!
挙げ句の果てには殺されそうでしたし!!!!』
乱「でも根本的に解消しようとしたらAの危機感の無さの所為じゃないの?」
『乱歩さぁぁん!?!?!?』
太「Aちゃん、ファイトッ☆」
『fack!!!!!!』
太「対応の差!?!?」
ーーーーーーーー
『書けました!』
国「は!?まだ1分も経ってないが……どれどれ………」
国木田さんは渡された紙を見た。
[反 省 し て ま す !]
これが5枚ともにとてつもなく大きな文字で書かれていた。
太宰さんはツボに入った様だ。
国「再提出」
『なんでぇええええ!?!?!?』
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柳月俐蓮(プロフ) - いい遅れましたがすごく面白いです (2023年3月5日 22時) (レス) id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
柳月俐蓮(プロフ) - リクエストで織田作やジイドだけでも良いので死者と全キャラ達が文ストワンのお花見みたくゆるく平和に楽しく過ごしてるところと交換留学生のように別組織に一時派遣を各組織してのやり取りがみたいです。お願いします (2023年3月5日 22時) (レス) @page8 id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
hikage(プロフ) - リクエストでポートマフィアと探偵社のお茶会お願いします。 (2023年2月19日 21時) (レス) @page13 id: 7b939c23ea (このIDを非表示/違反報告)
はなね - ありがとうございます! (2022年7月4日 22時) (レス) @page48 id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - はなねさん» リクエスト承りました!確実に夢主ちゃん無双ですね…w運動会、是非とも書かせて頂きます! (2022年6月21日 22時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろ。 | 作成日時:2022年5月25日 22時