番外編:プリンセスは乱歩さん ページ30
#蛍丸好きさにわ様リクエスト
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ある日の午前。
敦「……Aちゃんが居ない?」
空いたAの机を見ながら国木田は頷いた。
国「嗚呼、出勤もして無く連絡も付かず…何処に居るか知らないか?」
敦「う〜ん…Aちゃんって仕事をサボるような子じゃないですよね…
何かあったんじゃ……?」
すると偶然其処を通り掛かった太宰がきょとんとした。
太「え?Aちゃんなら今朝『先に行ってますね〜』って云って先に探偵社に行ってたけど………」
国「はぁ?」
敦「…僕、電話してみます!」
そう云って敦はポケットから携帯を取り出し、Aに電話をかけた。
でも聞こえるのは無機質な機械音だけだった。
敦「……出ません……」
太「…おかしい
敦くんが電話を掛けたらAちゃんは『ハァッ!?あああ敦くんから電話!?』って云って秒で出るのに……」
敦「いつもそんな感じなんですか!?!?」
国「…乱歩さんに聞いてみるか」
ーーーーーーーーーーー
乱「はぁ〜?Aが居ない〜?」
敦「そうなんです、見た人も居なければ電話も繋がらなくて…」
乱歩は「ふむ」と云った。
乱「全く、君達は僕の教えが無いと本当に駄目なんだから……
……でもAが居ないと僕も困る
さてさて、Aは〜…っと」
乱歩は眼鏡を掛け
_______それから驚きで目を見開いた。
敦「…ど、どうしたんですか!?」
太「…Aちゃんの居場所は」
太宰は冷静に問う。
乱「…………ここだ」
ーーーーーーーーーー
『………ん…………』
椅子に座りながら目が覚めた。
でも其処はいつも座っている探偵社の椅子では無かった。
…………此処はどこ?
完全に覚醒した私は冷や汗を垂らしながら前を向いた。
『!!!!』
其処にはある人物が優雅に紅茶を飲んでいた。
白いロシアン帽。
魅惑の甘い顔立ち。
間違い無い。
____フョードル・ドストエフスキー。
ド「おや、お目覚めですか
探偵社の姫(プリンセス)、相田さん」
それを聞いた私はある疑問に衝突した。
…………ぷりんせす??
『…えぇ……?
プリンセスは乱歩さんですが…?(((』
ド「…え?」
『プリンセス………乱歩さんがドレスかぁ……うへへ……』
ド「………」
そこで私はハッとした。
まずい……ドス君のドン引き顔初めて見たよ私………
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柳月俐蓮(プロフ) - いい遅れましたがすごく面白いです (2023年3月5日 22時) (レス) id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
柳月俐蓮(プロフ) - リクエストで織田作やジイドだけでも良いので死者と全キャラ達が文ストワンのお花見みたくゆるく平和に楽しく過ごしてるところと交換留学生のように別組織に一時派遣を各組織してのやり取りがみたいです。お願いします (2023年3月5日 22時) (レス) @page8 id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
hikage(プロフ) - リクエストでポートマフィアと探偵社のお茶会お願いします。 (2023年2月19日 21時) (レス) @page13 id: 7b939c23ea (このIDを非表示/違反報告)
はなね - ありがとうございます! (2022年7月4日 22時) (レス) @page48 id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - はなねさん» リクエスト承りました!確実に夢主ちゃん無双ですね…w運動会、是非とも書かせて頂きます! (2022年6月21日 22時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろ。 | 作成日時:2022年5月25日 22時