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最高かよ。ごじゅーご ページ28

夢主side





夢「其処の事務員さんの恐怖も見てみたかったのになぁ、残念」





久作くんはゾッとする様な笑みを浮かべた。




春「ひっ……!?」






夢「おねーさんは壊れるのに時間が掛かりそうだね!楽しみだなぁ…」





久作くんは恍惚とした表情を浮かべた。





『…うん、取り敢えずこの腕の物騒なの外そっか』





夢「え?」






私は久作くんの袖をめくり、とげとげとした武器を取って傷を見た。




『…血はそんなに出てないね、絆創膏あげる』




私はポケットからくまの柄の絆創膏を取り出し、久作くんの腕に貼った。





夢「………え………?
おねーさん、ぼくが怖いんじゃ…」




私はきょとんとした。





『…え?全然怖くないけど』




何なら好きだけど。(((




夢「で……でも其処の人達や今まで僕に会った人達はみんな僕を怪物を見るかの様な目で見て……」





『怪物?
…全然そんなのには見えないよ?』






夢「ッ!!!





……う……嘘だ!!!」





久作くんは私の腕を振り払った。






『えっ!?あっ、ちょっと!!』






久作くんは何処かへ走り去って行ってしまった。




『…行っちゃった……解せぬ…(?)』





私は絆創膏のゴミをポケットに仕舞う。すると今まで放心していたナオミちゃんが此方へ来た。





ナ「……すみませんAさん!!
まさか敵だとは思わず……」




ナオミちゃんは地面に頭が付きそうな勢いで謝ってきた。





『全然いーよ!気にしないで!』





ナ「すみません……」





そうこうしていると奥から太宰さんが来た。




太「……行ったか」





『遅いですよ太宰さん!もう終わりました!!』




太「流石、優秀だねぇ」






『いやぁ、それ程でも(ちょろい)』






すると敦くんが思い出した様に云った。





敦「…そうだ!
Aちゃん!太宰さん!事務員さん達を避難地まで送り届けないと!」





私もハッとした。






『……そうだった!!
行こうナオミちゃん、春野さん!』





春「…ええ!」






ナ「判りました!」






私達は避難地行きの列車へ乗った。

番外編:奪い去られた至福→←最高かよ。ごじゅーよん



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作品ジャンル:ギャグ
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柳月俐蓮(プロフ) - いい遅れましたがすごく面白いです (2023年3月5日 22時) (レス) id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
柳月俐蓮(プロフ) - リクエストで織田作やジイドだけでも良いので死者と全キャラ達が文ストワンのお花見みたくゆるく平和に楽しく過ごしてるところと交換留学生のように別組織に一時派遣を各組織してのやり取りがみたいです。お願いします (2023年3月5日 22時) (レス) @page8 id: ad2e4ffd8d (このIDを非表示/違反報告)
hikage(プロフ) - リクエストでポートマフィアと探偵社のお茶会お願いします。 (2023年2月19日 21時) (レス) @page13 id: 7b939c23ea (このIDを非表示/違反報告)
はなね - ありがとうございます! (2022年7月4日 22時) (レス) @page48 id: 14c492ea3a (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - はなねさん» リクエスト承りました!確実に夢主ちゃん無双ですね…w運動会、是非とも書かせて頂きます! (2022年6月21日 22時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろ。 | 作成日時:2022年5月25日 22時

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