文ストの世界に来たんだけど……最高かよ。2

番外編:ほのぼの(？)温泉旅行！ ページ22

#うらミ様リクエスト




夢主side




ある日の事。






「はい、おまけだよ
いつも来てくれてありがとうねぇ」







『え！いいんですか！？ありがとうございます！！』




いつもの様に乱歩さんの駄菓子を買いに行くと駄菓子屋のおばあちゃんが福引き券をくれた。






福引きをしている会場へ向かい、景品を見る。






『なになに、1等はマウンテンバイク、2等は米1年分、3等は温泉旅行…』






…結構豪華だな……






……外れの鼻セ●ブ欲しいな…()





『すみません、福引き1回お願いします！』






「あいよ！これ右に回してね！」





店員さんに福引き用の回すやつ(語彙力)を手渡される。






『判りました！』





それから3回程回すと玉が出てきた。






『……え』








なんと出てきたのは銅色の玉だった。





「おぉ！？お嬢ちゃんツイてるね！
3等温泉旅行、大当たり〜！」




ベルのカランカランと云う軽快な音が聞こえる。





暫く放心状態だった私はようやく我に帰った。






『………マジでか！？！？！？』





「マジだよ！はいこれ温泉旅行券！」






『あ、ありがとうございます…？』





そして温泉旅行券をぼーっと眺めながら探偵社へ帰った。







ーーーーーーー




乱「あっA！遅いよ！そろそろ僕駄菓子不足で死にそうなんだけど！」





『すみません！！！
でもなんか温泉旅行券貰いました！！』





乱「え？」





乱歩さんは一瞬してから「ああ…成程」と云った。流石乱歩さん。






太「え、温泉？楽しそうだね！！」





何処から出て来たのか、私の横からにゅっと太宰さんが割り込んできた。




『一応云っておくと混浴無いですよ』






太「君は本当に私を何だと思ってるの？？？」





『誰誘います？2部屋使えるみたいですよ！(フル無視)』





乱「敦辺りでも誘ったらいいんじゃない？」






『そうしますね！』





太「(泣)」






先ずは敦くん、それから探偵社ガールズ、それから谷崎くんや賢治くん、国木田さんをメールで誘った。






『こんなもんですかね？』





太「2部屋だしそれくらいでいいんじゃないかな？」






『じゃあ後は返事を待てばいいですね！』






乱歩さんは「よーし、泳ぐぞー！」と云って浮き輪を用意して張り切っている。可愛い。








そして暫くしてから全員にOKの返事を貰った。

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