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ki side
「ほんと申し訳ない、、、」
そう言って頭を下げる友人。
「頭上げて、大丈夫だから」
子供達から見れば、俺はパパを謝らせてる悪者じゃないか。
「実はさ、俺、一緒に同居してる人がいるんだよね、、メンバーなんだけど、、。その人にまだ言ってなくて、、、」
同棲しているメンバーが俺の恋人だなんて言ったら友達は驚くだろうか。
「そうだったんだ、」
「だから、その人に聞かないといけなくて、第一、俺らはそういう仕事だから子供達を我慢させないといけないことも出てくるかもしれないし、、、」
「、、、それは十分わかってる。でも、子供達を海外には連れていけないし、この子達には母親もいないんだ、、、俺も頼れる人がいなくて、」
友人は、1年間、海外での仕事で各地を転々としなければならない。
しかも、子供達の母親は2年前に病気で亡くなったと聞いた。
「難しいのはわかってる。でも、頼む。」
そう、父親の顔をして必死に頭を下げる友人を断ることなどできなかった。
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作者名:あー | 作成日時:2019年11月16日 12時