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ki side




「でも、いまはまだ付き合えない。」




「え、、?」




「デビュー前の大事な時期だ。デビューして少し落ち着いて、2人ともまだ気持ちが残ってたら、もう一回、告白しよう。」





今付き合って、それでもし、キスマイに、メンバーになにかあったら、、、。
そう考えると、今は付き合う時期じゃない。




そう藤ヶ谷にしっかり伝えた。





「わかった。」







そうして、デビューから3ヶ月後、俺たちは恋人になった。告白をしてくれたのは、藤ヶ谷の方からだ。嬉しかった。何年も何年も抱え続けてた気持ちが、ようやく実ったのだ。




......................




あれから8年も経ったのか〜なんて懐かしい思い出にひたっていると、スマホが震えた。




着信を見ると、仲の良かった地元の友人からだ。
こんな夜中にどうしたのだろうか、




「もしもし、久しぶりだな」





「久しぶり宏光、元気にしてるか?」






「もちろん、仕事も順調だしな。そっちは?」






「まぁ、な。宏光、ちょっと頼みたいことがあるんだ。」





「なんだよ〜そんな改まってさ〜」






「実はさ、、、、、、」






それは酔いが覚めるほどの驚きの内容だった。

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作者名:あー | 作成日時:2019年11月16日 12時

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