【文スト】私とドス君のちょっと非日常な日常。

猫になったドス君 ページ15

Aside


「Aちゃーん！大変大変！」


「どうしたの？ゴーゴリさ……」


「って猫だー！！！可愛い！拾ってきたの？野良猫とか可哀想で拾っちゃうタイプ？え、ゴーゴリさんも可愛い！」


「ちがぁう！これドス君なの！」


とぷんすこと可愛い怒り方をしたゴーゴリさんがそういった。


「え？ゴーゴリさん疲れてる？もー！ドス君何とか言ってあげてよ〜！」と言うとドス君のいるはずの部屋にドス君がいない。


そして私が何とか言ってあげてよ〜、と言うとこの可愛い可愛い猫が返事した気がする。


「え？ほんとにドス君…？」ともう1回猫に問いかけると



「なぁ〜ん…」


と可愛らしい声で鳴いた。


「えっ、待って…猫になったドス君鳴き声かわわすぎん？聞いた？ゴーゴリさん今の声？猫になったドス君が言ったんだよ？」


「う、うん聞こえた…私もちょっとびっくり…」

そう言いながらゴーゴリさんが猫を渡してくれたので


「なぁ〜ん♡♡可愛い猫ちゃんでちゅねぇ♡」


と言ってほっぺすりすりしようとしてもドス君猫ちゃん意外と力が強くて前足でそれを阻止される。


「む〜！ケチ！今しか出来ないのに！」


と言うと猫は呆れたように


「なぁ」


と鳴いた。


「素直じゃないなぁ」


と言うとゴーゴリさんが


「私いいもの持ってるよ！」


と渡されたのがマタタビだった。


猫が酔っちゃうと言うあの有名な…！


ドス君猫ちゃんを降ろしてマタタビを降るとゴロンゴロンと自分の体に匂いをつけるようにする。


ほんとに酔っ払ったみたいで可愛い。


すると、急にボンッと音がなり、白い煙から戻ったドス君が…


「ん、はぁ……んっ、ふぁ……」


「あ、ドス君！まだマタタビの効果が…」


「……わぁぁ！！！！ドス君のエッ チ〜！！！！」


ちょっとエッ チになって戻ってきたドスくんにキャパオーバーした。

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