図書館での出会い 続き【谷i崎i潤i一i郎】 ページ14
Aside
あの後顔が真っ赤な状況で帰ってきた私をなんで顔が赤くなってるんだと友達に根掘り葉掘り聞かれた。
…結局あの人が取ってくれた資料と『好きな人を振り向かせる方法』という本を借りてしまった。
爽やかで、でも絡みにくいチャラさとかはなくて、意外と身長も高くて…
「格好良かったなぁ…」
これが世にいう『恋』なの？
彼の名前はなんて言うんだろう。
ただ、多くは望まないから名前が知りたかった。
「…ッ〜……」
▽
結局来てしまった。
また彼に会えたらなと思ってしまった。
自分の行動力に自分で驚いた。
資料を捲って勉強するけど集中出来ない。
何処かに彼がいないかと目で探しているのだ。
「まぁ…居ないよね…」
途中から諦めかけて勉強に集中した。
▽
「…あれ、途中から寝てたのか…」
目を擦り、そろそろ帰ろうと起きると私の上に何か掛かっていた。
「赤いパーカー？…誰のだろう」
サイズ大きいから男性かな…と思っていると
？「あ、起きました？」
と声をかけられた。
「えっ…あっ！この前助けて頂いた方！」
？「偉いね、図書館まで来て勉強だなんて」
「あ、いえ…」
貴方に会えるかもと思って、なんてとても言えない。
「パーカー…ありがとうございました」
？「いえいえ、あれ？その本結局借りたの？」
「えっ？あっ、その！！違くて…！！」
？「もしかしてこの前ボクが本取った時も実はその本が目的だったの？他人のボクにまで隠さなくていいのに」
「ちちち、違います！ホントに違うんです！！ただ、取って貰ったのに返すのも…なんか」
「？ ははっ、 好きな人がいるのかと思ってた」
「まぁ、その、最近出来ました…」
？「…出来たんだ！おめでとう！両思いになれるといいね」
「はい…あの…」
？「どうしたの？」
「…お礼がしたいので名前を聞かせて貰っていいですか？」
谷「お礼なんていいよ。ボクの名前は谷i崎i潤i一i郎」
「谷崎さん…ですか！また図書館で会えますか？」
谷「うん、ボクもまた会いたいな」
まだ、お互いすれ違ってる。
けど、彼の言うとおり両思いになれる気がした。
*:..｡oƒ
「(あの人男の人なのに全然話すの怖くない…)」
谷「(あの子好きな子いるのかぁ…応援したいけど出来ない…ていうか最初見た時手届いてなくて可愛かったなぁ…)」
おねだり【ニiコiラiイ・ゴiーiゴiリ】→←図書館での出会い【谷i崎i潤i一i郎】
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紅て漢字見た目良くない？(プロフ) - ｸﾞｯｯ…マークが…可愛い…今日が冥日か… (2023年1月30日 2時) (
レス) id: 01439bd18d (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - モフ子さん» コメントありがとうございます！太宰さんなんでも簡単にこなしそうなので不器用なのも可愛いかなぁと思い書きました！気に入って頂けて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2019年8月10日 0時) (レス) id: 5a4285e220 (このIDを非表示/違反報告)
モフ子 - 太宰さんの不器用な優しさ…いい、いいぞこれ！これからも頑張ってください (2019年8月4日 12時) (レス) id: 7dc88695a1 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - 闇川幽鬼さん» ありがとうございます！またコメント頂けて嬉しいです！ちょっと甘めに挑戦してみて不安でしたので良かったです！ (2019年6月24日 7時) (レス) id: 5a4285e220 (このIDを非表示/違反報告)
闇川幽鬼 - 今回の作之助様の話も萌えました。これからも頑張って下さい！ (2019年6月24日 2時) (レス) id: 0339c9b694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃん | 作成日時：2019年6月9日 12時
