よん ページ6
Aside
暗い部屋
音のない部屋
あぁ本当につまらないものね
私の神域は他の付喪神達と違って
薄暗く気味の悪い部屋
その暗さは私の心のどす黒さを表している
見た目はこんなにも美しいと騒がれ
戦が起きたほどだというのにね
本当につまらないわ
そんなことを思っていたら
上の方がいっきに明るくなった
(まぶし...)
目を開けたらたくさんの男達
そして口が自然と開いた
A「私の名は
芍薬鏡月と申します
こんな見た目でも大太刀に近い太刀なのですよ
Aと読んでくださいまし」
A「所で...ここは何処ですの？」
あどけない質問をしてみた
雨「...( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
えっえええええと芍薬鏡月様
こっここは本丸でございます！
俺は審神者なるものでございます！」
そうして説明が終わった
ふーん
A「審神者さん
ひとつ宜しくて？」
雨「なんでしょう！」
A「ﾌｯ)残念ながら私まだあなたの事は主とは認めなくてよ？
私そんな簡単に主を帰るほど甘くないの
そしてもう一つ質問
此処には華音派は何人いるの？」
雨「そんな簡単に認めて頂けないのは百も承知です！
そして...華音派とはなんですか？」
A「あら、それも知らないのね(ｸｽｸｽ
ほかの刀剣に聞くなり調べるなりして見なさい
私が貴方を認める時が来るの...
楽しみにしてますわ」
あぁ、やっぱり前言撤回ね
すごく面白いことになりそうだわ
―――
続く
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作者名：ゆと猫 | 作成日時：2017年5月11日 19時
